映画【オッド・トーマス 死神と奇妙な救世主】感想(ネタバレ)

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●こんなお話

 主人公は霊感が強く死者が見えて惨劇を求めて集まる死神何かも見えて、ある日、男に群がる死神が見えて予知夢なんかも見ちゃったりして。これは大惨事があるぞってんで、その男を尾行していくうちに殺人事件何かに巻き込まれたりして…な話。

●感想

 90分ほどの短い時間で高速に展開して行って飽きずに見ることはできました。しかもホラーなりティーンな青春恋愛ものでありミステリーでありアクションであり、とにかく次から次にいろんな出来事が起きていきます。
 いろんな要素が詰まっていて退屈はしないですが、テンポ重視のため突っ込みどころが多くて乗り切れない映画でもありました。

 主人公は死者が見えていて孤独なのかと思いきや、警察や恋人のサポートばっちり。普通に死者が見えることを認めてもらっているという。
 何の証拠もないのに不審な男の家に不法侵入しても誰も何も注意しないのも謎でした。自分に濡れ衣がかかるからと家にあった遺体を誰もいない場所に隠しちゃったりするし。そこはコメディとして描かれてるのであまり突っ込んではいけないのだとは思いますが。

 主人公が行動を全部モノローグで説明するのは映画の特徴として機能しているとは思いますが、見ればわかること今思っていることを膨大なテキスト量で描く必要があったのかわからなかったです。それがなければもっとスピード感が出てたと思います。
 とはいえ、これから先に起こる惨劇を阻止しようと一生懸命頑張る主人公を応援したくなって、最後のオチでちょっと感動できる映画で面白かったです。

☆☆☆

鑑賞日:2014/02/12 Blu-ray 2016/07/24 NETFLIX

監督スティーヴン・ソマーズ 
脚本スティーヴン・ソマーズ 
原作ディーン・クーンツ 
出演アントン・イェルチン 
アディソン・ティムリン 
ウィレム・デフォー 
ググ・バサ=ロー 
シュラー・ヘンズリー 
ニコ・トートレッラ 
カイル・マッキバー 
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