映画【THE LAST MESSAGE 海猿】感想(ネタバレ)

THE LAST MESSAGE
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●こんなお話

 ガスプラント施設で事故が発生して海猿が出動する話。

●感想

 巨大石油採掘施設の事故というのを迫力ある映像で見せてくれて凄かったです。案の定、そこに閉じ込められた人たちの救出をする海猿チーム。今までのシリーズ通りの熱い展開です。

 ただ問題は、主人公がほとんど何もせずに成長が終わってしまっていてこの映画の本当の主人公は主人公のバディとなる若い潜水士で彼が何もできなかったのが、最後は全員を救うという気持ちに成長するという話で、伊藤英明さん演じる主人公はただバルブを回すだけのキャラクターになってしまってつまらなかったです。

 それに閉じ込められた人たちも、こんな過酷な状況ってこともありますが。それぞれが過去の身の上話を始めるのも退屈な展開で、そんなこと話しているよりもっと緊張感を持てよ。と思ってしまいます。

 閉じ込められた主人公たちより、救出しようと頑張る時任三郎さんたちのほうがドラマとして燃えるもので莫大な予算をつぎ込んだ施設と人命を比べるという選択に悩む男たちのドラマのほうが熱かったです。

 とはいえ、ストレートな映画で楽しめる映画でした。

☆☆☆☆

鑑賞日:2012/12/09 DVD

監督羽住英一郎 
脚本福田靖 
原作佐藤秀峰 
出演伊藤英明 
加藤あい 
佐藤隆太 
加藤雅也 
吹石一恵 
三浦翔平 
濱田岳 
香里奈 
勝村政信 
鶴見辰吾 
石黒賢 
時任三郎 
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