●こんなお話
いろんな事件が同時多発で起きて湾岸署の警官たちがてんやわんやの話。
●感想
殺人事件、噛みつき事件、スリ、署長の不倫疑惑といろんなことが同時に起こりますが。同時に起こっちゃうため、進行が遅く感じてしまいました。
それでいて、連続殺人のほうは上層部がえらく無能に描かれるので、ただでさえノロノロしているので上層部も現場もダメダメでこの映画の警察ってこんな能力ないのかと絶望させてくれました。この映画の中で何回犯人を目の前で逃がしてしまうんだという。しかもそのたびに警官が拉致されたり撃たれたりしているのに上層部はクビにならないのが不思議でした。
噛みつき魔も結局自ら姿を現して終わりというのもあまりにもずさんだと思いました。見るからにアットホームな家族がスリという人たちもその目撃情報だけで見つけちゃうのも凄いです。
そもそも警察がいっぱいで人物を警護しているとそこに犯人たちが偶然その場に居合わせるのも偶然感いっぱいで凄いです。
映画としてお台場を封鎖するというスケール感もあまり伝わってこず、犯人を追いかけて真昼間で特殊部隊が大勢いる中で銃をもって走り回るのもありえなさすぎて、ただ長さだけを感じてしまう映画でした。
☆
鑑賞日: 2017/01/30 NETFLIX
リンク
監督 | 本広克行 |
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脚本 | 君塚良一 |
出演 | 織田裕二 |
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柳葉敏郎 | |
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ユースケ・サンタマリア | |
いかりや長介 |
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