映画【任侠学園】感想(ネタバレ)

ninkyo-gakuen
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●こんなお話

 ヤクザが高校の立て直しのために頑張る話。

●感想

 ヤクザが学園生活に入っていって、生徒たちを指導したりして信頼関係を築いていくというコメディ映画としての楽しい要素がいっぱいの映画でした。

 ただその他のコメディ映画喜劇映画との違いとかがあまり感じられず、窓ガラス割れる事件、カメラマンの学生、ダンス大会を目指す学生、ライバルヤクザの後ろ盾のある親との対立などエピソードが羅列されていって、それに主人公たちが苦労しながら対応していくというのが新鮮さとかの楽しさはあまり感じられなかったです。簡単に生徒たちが主人公たちと信頼関係を築いてしまう印象も強くてあっという間にみんな仲良くなっていってついていきにくかったです。クライマックスの学校買取うんぬんのやりとりもただ話しているだけでカタルシスが足りないクライマックスでした。

 西島さんのスーツ姿がかっこよすぎてまるでヤクザに見えなので迫力とか怖さみたいなのが全く感じられないのが残念です。

 ただ普通にテレビシリーズとか2時間スペシャルでやってもいいのではないのかとか思ってしまうスケール感の映画でもありました。

☆☆

鑑賞日:2020/08/25 DVD

監督木村ひさし 
アクション監督下村勇二 
脚本酒井雅秋 
原作今野敏
出演西島秀俊 
西田敏行 
伊藤淳史 
葵わかな 
葉山奨之 
池田鉄洋 
佐野和真 
前田航基 
戸田昌宏 
猪野学 
加治将樹 
川島潤哉 
福山翔大 
高木ブー 
佐藤蛾次郎 
桜井日奈子 
白竜 
光石研 
生瀬勝久 
中尾彬 
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