●こんなお話
離島の旅館のバイトに行ったら、そこで恐怖体験をする話。
●感想
夜の旅館でお札だらけの部屋から物音が聞こえているのを主人公が恐る恐る探っているところから始まって2週間前に戻って主人公と友達と3人で離島の旅館のバイトに向かう船。
主人公たちがバイトする旅館で女将さんやその旦那さんの料理人と従業員の男性が紹介されて働き始めるけど、主人公が夜中に女将さんが料理を2階に運んでいるのを目撃。
従業員の提案で肝試ししようということで主人公と男性2人で開かずの間に入ろうとするけれど、男性が苦手な刺身をバクバク食べたりする奇怪な行動をしてびっくり。その日から男性は見えない子どもの姿に怯え始める。主人公も開かずの間に入って、中に腐った料理とか大量の爪とかがあって気持ち悪い。
主人公もその日から子どもの幽霊を見えるようになって逃げたりして男性は襲われて魂が抜かれる。それをお坊さんが何とかしようとして、主人公も危険だということで幽霊を撃退しようとして一晩、部屋にいるようんとなるけど友人の声に思わず扉を開けたら巨大な幽霊に襲われて魂を抜かれる。
お坊さんと友人で主人公たちの身体に入って解決しようとするけど失敗して、みんな体と心が入れ替わっちゃう。巨大な幽霊を車で逃げるけど事故を起こして主人公と男性で巨大な幽霊を除霊。
みんな元通りになって終わったかと思ったら、主人公と男性は旅館の亡くした子どもの2人の幽霊が体に入ってしまったみたいな感じでおしまい。
身体が入れ替わってからの役者さんのお芝居や巨大な幽霊が車を走って追いかけてくるというカーチェイスシーンは面白くてよかったです。幽霊も物理的にスピードとかで引き離させるのかということが勉強になりました。
子どもの幽霊が昼間に普通に歩いてくるとかはそれほど怖くなくて、主人公たちが驚いているのと見ているこちらのギャップが出てしまって退屈でした。
とはいえひと夏のバイトものといて楽しい1作でした。
☆☆☆
鑑賞日:2025/03/18 Amazonプライム・ビデオ
監督 | 永江二朗 |
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脚本 | 宮本武史 |
原作 | 投稿者「日向麦」 |
出演 | 伊原六花 |
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藤原大祐 | |
秋田汐梨 | |
松浦祐也 | |
坪内守 | |
佐伯日菜子 | |
梶原善 |