映画【ネメシス】感想(ネタバレ)

●こんなお話

　サイボーグ警官が爆弾を埋め込まれて強制的にチップを奪うように命令されて任務についたら実はサイボーグが人類を支配しようとしているらしいと戦う話。

●感想

　娼婦とベッドインしそうなところでいきなり娼婦の頭を吹き飛ばす主人公。娼婦はサイボーグで撃ち抜かれて機械が露出している。そこに銃を持った男女が乱入してきてサングラスにロングコートに二丁拳銃で立ち向かって爆破爆破の連続で圧倒されるツカミのアクションでした。廃墟の風景も凄い迫力のロケ地だと思います。ロケットの目線になって主人公に向かっていく視点があったりして楽しいです。

　銃撃戦でボロボロになった主人公がサイボーグ化されたと思ったら心臓に爆弾を仕掛けられて上官から無理やり元恋人が持っているらしいチップだかを入手するように命令されて嫌々向かうことに。

　ところが実は命令してた上官はサイボーグで人類を支配しようとしていたことがわかってきて、そのサイボーグの刺客たちと戦うことになっていく。

　アジアの南国のホテルみたいなところからサイボーグ軍団の襲撃を受けて、足止めをする女性のサイボーグと刺客のサイボーグがお互い一歩も引かずに銃を撃ちまくって体から火花が出まくって、スタントマンの心配をしてしまうくらいの派手な火花の出方でした。主人公は足元の床を撃ち抜いて落下していく。

　元恋人は体はないけどチップの中に精神が残っていてそのチップを巡っての攻防がありつつ、東南アジアのホテルみたいなところからジャングルへ移動してまた銃撃戦して滝から落下したり撃たれてもひるまない敵が最後に完全ロボット化した状態で襲ってきて特撮ものとしても盛り上がるクライマックスでした。

　ちょっとストーリーを追いかけるのに大変だったりケイリー・ヒロユキ・タガワさんの出番が残念だったりする感じを受けましたが、楽しいSFアクションでした。

☆☆☆☆

鑑賞日:2022/06/29　Amazonプライム・ビデオ