●こんなお話
犯罪組織の再建を目指すモールと、帝国軍に追われるジェダイたちが戦う話
詳細ネタバレあらすじ
惑星ジャニックスの都市で、マンダロリアンやザブラク族の戦士たちが銀行を襲撃する。彼らは警備ドロイドを制圧し、輸送用の機体を奪う。現場に駆けつけた市民防衛局TDFが犯人たちを包囲すると、黒いローブをまとったモールが姿を現す。モールは赤いライトセーバーを使って警察部隊と戦い、仲間たちとともに現場を離れる。
同じ惑星では、ジェダイ・マスターのイーコ=ディオ・ダキとパダワンのデヴォン・イザラが身を隠していた。オーダー66によってジェダイが追われる立場となったあとも、2人は生き延びるために行動を続けていた。デヴォンは露店で食べ物を盗み、警察ドロイドに発見されて拘束される。ダキはデヴォンと行動をともにしていたが、彼女の逮捕によって警察や犯罪組織が関わる事件に巻き込まれていく。
銀行襲撃事件の捜査を担当するのは、TDFの警察官ブランダー・ローソンと、相棒のドロイド、トゥー=ブーツこと2B0Tだった。襲撃された銀行は、犯罪組織の首領ニコ・ディーミスが所有していた。ローソンは事件を調べ、ディーミスと対立するルーティ・ヴァリオの関与を追う。
一方、モールはルーク・カストらを率いて犯罪組織の再建を進めていた。かつて率いていたシャドウ・コレクティヴのような勢力を再び築くため、ジャニックスの犯罪社会に介入する。さらに、モールはフォースを使える弟子を得ようと考え、デヴォンに目をつける。
モールはデヴォンを自分のもとへ連れていき、ジェダイの教えとは異なる考え方を示す。デヴォンはモールのもとから逃れようとするが、モールは彼女にフォースを使わせ、自分の考えを理解させようとする。デヴォンはモールの誘いに応じず、師であるダキとの関係を保とうとする。
ローソンは銀行襲撃事件の捜査を続け、犯罪社会に情報源を持つリーナ・サルから情報を得る。彼はモールの所在を追う一方、息子のライリーとの時間も確保しようとする。元妻のドレアは帝国側と関わりを持っており、ローソンは警察官としての仕事と、帝国軍の介入が進むジャニックスでの生活の両方に向き合うことになる。
モールはヴァリオらを利用して勢力を拡大し、パイク・シンジケートの指導者マーグ・クリムとの対立にも介入する。モールはクリムを殺害し、パイク・シンジケートを自分の勢力下に置こうとする。その間もローソンはモールの行方を追い、ダキとデヴォンもモールを止めるために行動する。ダキとデヴォンはモールと戦うが、モールを倒すことはできない。
トゥー=ブーツはモールの存在を帝国側へ通報する。帝国軍はジャニックスに部隊を送り込み、ブレイク中尉や尋問官マロックらが現地で調査を始める。帝国軍の介入によって、ローソンの捜査だけでなく、モールの犯罪組織再建計画にも影響が及ぶ。
帝国軍がジェダイを追跡するなか、ローソンはダキとデヴォンを自宅にかくまう。マロックが自宅に現れると、ダキとデヴォンは帝国軍と戦い、ローソンやライリーとともに逃走する。彼らは帝国軍の追跡をかわしながら、ジャニックスから脱出する方法を探す。
ローソンたちはサルに協力を求めるが、帝国軍も彼女の活動を把握していた。サルのカジノにも帝国軍が現れ、ローソンたちは再び追跡を受ける。デヴォンは列車内でマロックと戦い、そこへモールが加わる。モールはデヴォンとともに尋問官に対抗し、2人はその場から逃れる。マロックは上官に連絡し、モールとジェダイがジャニックスにいることを報告する。
帝国軍の追跡が続くなか、モールは尋問官たちと戦う。戦闘によって義足が損傷するものの、モールは地形を利用して敵を退け、仲間たちと合流する。その後もモールはデヴォンを弟子にする計画を進めながら、犯罪組織の再建と惑星からの脱出を目指す。
モールは過去の出来事を振り返る。かつてダース・シディアスの弟子だったことや、弟のサヴェージ・オプレスを失ったことが回想される。モールは帝国への復讐を進めるため、犯罪組織を再建しようとしていた。
帝国軍がジャニックスへの締め付けを強めるなか、ローソン、ライリー、ダキ、デヴォンたちは脱出を目指す。サルも帝国軍に捕らえられ、計画は妨害される。モールはクリムゾン・ドーンのドライデン・ヴォスと接触し、ジャニックスから脱出するための取引を進める。ヴォスはモールに脱出の手段を提供する代わりに、クリムゾン・ドーンの新たな指導者となることを求める。
ローソンたちはモール側と協力し、帝国軍の追跡をかわして移動する。彼らは地下の通路を通り、有毒な川を渡ろうとする。尋問官たちが追いつくと、モールは仲間たちが通過する時間を稼ぐために戦う。ダキとデヴォンも戦闘に加わるが、そこへダース・ベイダーが現れる。
ベイダーはモールたちと戦い、圧倒的な力で相手を追い詰める。モールは戦闘から離れ、ダキはベイダーと対峙する。ベイダーはダキを殺害する。デヴォンは師を失ったあとも戦闘を続けるが、モールは彼女を連れてその場から離れ、帝国軍からの逃走を続ける。
一方、ローソンたちは脱出地点へ向かうものの、帝国軍の攻撃を受ける。ローソンはライリーたちを逃がすために戦い、脱出の時間を稼ぐ。モールの仲間たちも帝国軍との戦闘で損害を受け、カストも命を落とす。
最終的に、モールとデヴォンはドライデン・ヴォスが関わる脱出計画に合流する。ジャニックスを離れる際、モールはデヴォンに自分の弟子となる道を示す。デヴォンはモールと行動をともにすることを選び、ジェダイのパダワンだった彼女は、モールから戦いを学ぶ立場へと移っておしまい。
●感想
ライトセーバー戦がたくさん登場する作品でした。戦闘の規模も大きく、ライトセーバーを使ったアクションが見どころになっています。ただ、個人的にはアニメーションならではのライトセーバーの独特な動きがあまり好みではなく、戦闘シーンが続いても、なかなか気分が盛り上がりませんでした。
特にラスト2話は戦闘が長く続きます。登場人物たちが場所を移しながら次々と敵と戦う構成ですが、戦いに決着がつかないまま次の戦闘へ移る場面も多く、見ていて少し疲れてしまいました。ライトセーバー戦そのものに魅力を感じる人なら楽しめる部分だと思いますが、私には戦闘の連続がかえって単調に感じられました。
デヴォンとダキの物語も、個人的には盛り上がりにくかったです。2人はジェダイとして追われる立場にありますが、どちらも私にとっては馴染みのない人物だったため、逃走劇を追いかけるだけでは、なかなか物語に入り込めませんでした。モールについても、尋問官との追いかけっこや戦闘が中心となり、なかなか決着がつかない展開が続きます。この繰り返しが、全体を通して盛り上がりに欠けると感じた理由なのかもしれません。
その一方で、刑事ローソンとドロイドのトゥー・ブーツによるバディものとしては面白く見られました。事件を追うローソンと、相棒として捜査を支えるトゥー・ブーツのやり取りには興味を引かれます。モールやジェダイを中心にした戦闘よりも、ジャニックスの犯罪社会を調べる警察側の物語のほうが楽しめました。
『スター・ウォーズ』の世界で犯罪捜査を進める刑事とドロイドのコンビを、もう少しじっくり見たかったです。ライトセーバー戦が中心の作品としては好みが分かれましたが、ローソンとトゥー・ブーツの組み合わせには魅力を感じられるシリーズでした。
☆☆☆
鑑賞日:2026/10/17 Disney+
| 監督 | スチュワード・リー |
|---|---|
| 脚本 | マット・ミックノベッツ |
| 出演 | サム・ウィットワー |
|---|---|
| ギデオン・アドロン | |
| ワグネル・モウラ | |
| デニス・ヘイスバート | |
| リチャード・アイオアディ | |
| クリス・ディアマントポロス | |
| バネッサ・マーシャル | |
| A・J・ロカシオ | |
| デヴィッド・コリンズ |

