映画【最も危険な遊戯】感想(ネタバレ)

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●こんなお話

 殺し屋が暗殺を依頼されて仕事をこなそうとするけど、そこには日本の防衛システムの利権に絡んで警官やらヤクザやらが悪巧みしてて主人公が巻き込まれていく話。

●感想

 麻雀の腕が弱くてそこでボコボコにされる主人公。けど実は殺し屋でめっちゃ強いという、その表と裏の顔が全く違うのがよかったです。雀荘でボコボコにされるのに、その後はヤクザをめっちゃ射殺してました。
 フィクサーみたいな老人から暗殺を依頼されて、仕事をするためにまずは相手の情婦を脅迫して、そのまま手籠めにしちゃうという。結構なエロスなシーンが出てきて戸惑いました。そこで情報を引き出す主人公。殺し屋でありジゴロであるという。

 松田優作さんのカッコよさで引っ張る映画で、クライマックスで車を追いかけて走ったり、めっちゃ銃身の長い拳銃で銃撃戦したりとすべてがカッコいいです。手足の長さ。
 けど時代性なのか話の方は結構わからないところが多くて、一緒に行動することになるヒロインに対していつの間にそこまで情が移ったのかとかわからなかったですし。ヒロインが敵地に乗り込む主人公に「行かないで」と殺されることを心配してますが、それまで主人公がめっちゃ強いことが描かれているので見てるこっちはそんなに心配にならないという。そして主人公、序盤でお腹撃たれますが。その傷の治りが早いです。

 主人公が警官隊に囲まれてめっちゃ銃撃されますが、その時の発砲音とかショボくて笑いそうになりますが。松田優作さんのカッコよさを堪能できるアクション映画でした。

☆☆☆

鑑賞日:2014/12/06 Hulu

監督村川透 
脚本永原秀一 
出演松田優作 
田坂圭子 
荒木一郎 
内田朝雄 
草野大悟 
見明凡太朗 
市地洋子 
名和宏 
入江正徳 
片桐竜次 
山西道広 
榎木兵衛 
石橋蓮司 
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