映画【もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら】感想(ネタバレ)

moshidora
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●こんなお話

 もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら…な話。

●感想

 マネジメントという野球と全く関係のないビジネス書と高校野球をミックスさせたモチーフの勝利だと思いました。
 ただ面白いのは序盤だけで、あまりマネジメントのウンチクを野球にはめこむことができていないように思えてしまいました。

 難病の友達の展開もいきなりすぎですし、主人公がそれで悩んで悲しいシーンになったりしますが。もはややりつくされているような展開で面白味に欠けました。話の流れも、弱小チームが悩みながらも。決勝戦まで戦うというオーソドックスな流れなので。新鮮味はなかったです。唯一は、マネジメントのビジネス論をもって野球に挑むという流れを期待しちゃいますが。それが、中盤から全く関係のない物語にシフトしてしまったのが痛いと思いました。野球が勝てたのが、偶然に見えてしまいました。

 問題はクライマックスで、主人公が全く動かなくなってしまうのが痛いです。試合の時点で、主役は選手達になり。主人公はただ祈ってるだけで、何のドラマもなくなってしまうのが面白味に欠けてしまうのだと思いました。メインの野球部員が2、3人しか描かれないので。活躍したりミスしたりする部員がいても「あなた誰?」状態で、物語に入り込めなかったです。

 それに主人公がどうして「マネジメント」の本を読んで、それが高校野球のマネージャーに通ずるものがあるのだと妄信的に信じるのかがわかりませんでした。周りの人間は誰一人応援してなかったのに、何故か主人公だけが「マネジメント」を信じるという動機の部分が全く伝わりませんでした。

 とはいえ、アイドル映画なのであっちゃんが可愛ければそれでよいのだと思いました。

☆☆☆

鑑賞日:2012/09/14 DVD

監督田中誠 
脚本岩崎夏海 
田中誠 
原作岩崎夏海
出演前田敦子
瀬戸康史 
峯岸みなみ
池松壮亮 
川口春奈 
大泉洋 
西田尚美 
青木さやか 
石塚英彦 
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