映画【モーガン プロトタイプ L-92】感想(ネタバレ)

morgan
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●こんなお話

 科学者が作り出した生命体がトラブルを起こしたんで、危機管理コンサルタントが調査しに行ってトラブルに対応する話。

●感想

 静的な雰囲気に冷たい機械的なセットの中で進む話でとてもじっくりと見せていく映画でした。かと思えば中盤からはアクション映画になるという不思議な感覚になるものでした。

 けれども前半は人間が人間以上のものを創り出したという問答が続く展開でそれで行くのかと思いきや中盤からは殺し合いになるので、SFとしてもアクション映画としてもどっちつかずの中途半端な印象になってしまいました。前半の人口生命体の悩みとかは後半でただの怖いクリーチャーのような存在になって一気に消え去ってしまうし、アクション映画としても迫力がそこまでなくそちらのカタルシスも少なかったです。

 研究者たちが人口生命体に対して子どものような感情を抱いてしまうというのも今までの背景があまり描かれないので、生命体を処分するという方向に決まったあとの研究者たちの葛藤もあっさりに思えてしまって、単に問題を広げるだけの行動をするようにしか見えなかったです。

 豪華キャストで画面の華やかさはあってキャストを楽しむ映画でした。

☆☆

鑑賞日: 2017/03/28  TSUTAYA TV

監督ルーク・スコット 
出演ケイト・マーラ 
ポール・ジアマッティ 
ジェニファー・ジェイソン・リー 
ミシェル・ヨー 
アニャ・テイラー=ジョイ 

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