映画【モンスターハンター】感想(ネタバレ)

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●こんなお話

 軍人さんが新世界に行っちゃってモンスターに襲われる話。

●感想

 派手なアクションにバイオレンス描写なども結構容赦なくてそれが意外で面白かったです。序盤は軍人さんたちが「戦国自衛隊」よろしくニューワールドへ飛んでしまって、そこで巨大なクリーチャーに襲われて食べられたり、捕まえられて「ミスト」よろしく体内から昆虫が大量に湧き出てくる気持ち悪い描写があったりハラハラドキドキの映像が続いて退屈せずに見れました。

 途中から「太平洋の地獄」のリー・マービンと三船敏郎のような言葉が通じないながらサバイバルしていく形になって、モンスターと戦って友情を深めていく展開も盛り上がりました。

 派手な見せ場があって面白いですが、主人公は心臓が止まろうがヘリコプターが墜落しようが不死身ぷりなので、そもそも主人公にそこまでがピンチになる必要があったのかと感じてしまう展開だったり、「ゼイリブ」の主人公みたいにミラ・ジョヴォヴィッチとトニー・ジャーの喧嘩が長かったり、3幕目になると冒頭にちょこっと出てきたニューワールドの仲間たちが集合して名前もわからない人たちと共闘してクライマックスの戦いになるのとかも誰が誰だかわからず、犠牲になろうが全く盛り上がることがなかったです。

 とはいえ、クライマックスで近代兵器とドラゴンの戦いも迫力あるアクションシーンで怪獣映画としても楽しめました。ゲームもこんなに残酷で怖いのかと原作ゲームについても知りたくなる作品でした。

☆☆☆

鑑賞日:2021/04/20 TOHOシネマズ日比谷

監督ポール・W・S・アンダーソン 
脚本ポール・W・S・アンダーソン 
出演ミラ・ジョヴォヴィッチ 
トニー・ジャー 
ティップ・“T.I.”・ハリス 
ミーガン・グッド 
ディエゴ・ボネータ 
山崎紘菜 
ロン・パールマン 
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