映画【三島由紀夫vs東大全共闘 50年目の真実】感想

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●こんなお話

 1969年5月に東大キャンパスで東大全共闘の学生千人に三島由紀夫が招かれ、討論の場に単身でやってきたときの映像と生き残っている関係者へのインタビューを交えて描いていく話。

●感想

 当時の世相の状況などを簡単に説明してくれてわからなくてもすんなりと討論会までの登場人物の立ち位置がわかる新設設計でよかったです。

 そこから討論会が始まり、正直自分みたいな凡人には三島由紀夫も学生側も何話しているかわからず議論が成り立っているのかすらわからないですが。学生側の特に無礼な態度にも真摯に向き合ってユーモアで返したりする三島由紀夫という魅力に惹きつけられるキャラクターでした。

 単純に若者が小難しい言葉を使って三島由紀夫を打ち負かそうとするけれど、相手を否定もせずかつ持論を曲げずに展開する頭の回転の天才っぷりを目の当たりにできました。

 ただ現代パートで全く当事者でもない学者さんとかがこのときの三島由紀夫はこうだったとかこう思っていたとか解説をするのとかは果たしてどうなのか? と思ってしまう構成でもありました。

 そして赤ん坊の目の前でタバコを吸う当時の副流煙事情が気になってしょうがない作品でした。

☆☆☆☆

鑑賞日:2021/06/09 Amazonプライム・ビデオ

監督豊島圭介 
出演三島由紀夫 
芥正彦 
木村修 
橋爪大三郎 
篠原裕 
宮澤章友 
原昭弘 
椎根和 
清水寛 
小川邦雄 
平野啓一郎 
内田樹 
小熊英二 
瀬戸内寂聴 
ナレーション東出昌大 
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