●こんなお話
悪の組織に入りたい少年グルーが面接に行くけど相手にされず、悪の組織が持っていたメダルを盗んだことで拉致されたりしてミニオンズが奪還しにくる話。
●感想
窃盗集団が秘宝を狙って宮殿に忍び込むところから始まります。何とかトラップやちっこい追手たちから逃れるけれど、部下たちの裏切りに遭ってしまう。少年グルーは封切られて満員の【ジョーズ】を見に行ってガスをまいて貸し切り状態で見たり、行列のアイスクリーム屋でチーズのバズーカみたいなのでお客さんを固めたりやりたい放題。家に帰るとポストに窃盗集団からの面接のお知らせが来ていて、憧れの存在からの連絡に嬉しくて眠れない気持ちになるグルー。
オーディション会場のレコードショップの地下に行くと面接が始まり、子供すぎることが理由で相手にされない。次の面接が始まったときのドタバタの最中に組織が大事にしていたメダルを盗んで、そこからのチェイスシーン。ここのチェイスシーンは迫力あって楽しかったです。追手の窃盗集団がそれぞれのパワーや武器を使って追いかけてきてました。
そのチェイスを遠くから見ている裏切られたボスがいて、グルーがお宝を持っていると確信。一方、グルーはミニオンの1人にメダルを預けたけど、そのミニオンは帰り道で誕生日会をやっていた少年のプレゼントが気に入ってメダルと交換してしまうという。
そのメダルを探しに行こうとするけど、ボスに拉致されてしまう。グルーを追いかけてミニオンたちがサンフランシスコへの移動。そこでのドタバタ。飛行機に乗ってパイロットとして飛行機を操縦したり、もう1人は子供用自転車で向かって砂漠で死にそうになったり。
3人組のミニオンたちはグルーが捕まっているボスの自宅に行くけど護衛に見つかって逃走。中華街で捕まりそうなときにカンフーマスターである鍼灸師の女性と出会い彼女の強さに弟子入りを志願。訓練シーンのモンタージュが始まります。そしてクライマックスでグルーの救出。石の力で猛獣に変身してミニオンたちに襲いかかるけど、カンフーマスターの教えを思い出して撃退。石の力で猛獣だったカタキ役たちはネズミになる。元ボスが死んだことになって、お葬式で悲しむグルーたち。けれども実は元ボスは生きていて、レコードショップの店員を仲間にして怪盗業を頑張っていくという。
オープニングクレジットから007のパロディに始まり、ミニオンたちの何話しているかわからないけど感情は伝わってくるドタバタコメディとして楽しい90分でした。正直、カンフーの訓練をするところとか結構長くてそこまで尺いるのかな? と個人的には思いましたが、ミニオンたちの動きがめちゃ可愛いのでニコニコしながら終始見ることができました。窃盗集団たちの各メンバーたちも個性的で戦いが縦横無尽のアクションシーンでアクションものとしても満足度の高い1作だったと思います。
☆☆☆
鑑賞日:2022/07/24 シネマサンシャイン平和島
監督 | カイル・バルダ |
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脚本 | マシュー・フォーゲル |
ブライアン・リンチ |
出演(声) | スティーヴ・カレル |
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タラジ・P・ヘンソン | |
ミシェル・ヨー | |
RZA | |
ジャン=クロード・ヴァン・ダム | |
ルーシー・ローレンス | |
ドルフ・ラングレン | |
ダニー・トレホ | |
ラッセル・ブランド | |
ジュリー・アンドリュース | |
アラン・アーキン |