映画【めめめのくらげ】感想(ネタバレ)

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●こんなお話

 小学生たちがポケモンみたいなそれぞれが妖怪みたいなのを飼っていて戦っているんだけど、黒服4人衆の悪い感じの人たちがいたり、新興宗教団体がいたりな話。

●感想

 完全に子どもを対象にした実写映画は珍しくて、アニメではよくありますが。実写でそういうのを見られる珍しさはありました。が、アニメをそのまま実写にしたような内容で目新しさはなく、むしろ子役さんたちのお芝居が結構なものになっていて、失うほうの笑いを呼び出す映像でした。

 引っ越してきた主人公の目の前にポケモンみたいなのが現れて一緒に行動しますが、クラスメイト達にもどうやら似たようなキャラクターたちがいて……。それを配っているのが黒服の4人組。学校での生活と黒服たちの陰謀が描かれていきます。
 いろんな要素がちりばめられていて、主人公と叔父さんとの関係や叔父さんと黒服との関係。主人公とヒロインのいい感じになる展開にヒロインとお母さんがハマっていく新興宗教団体との関係。更には主人公とくらげ坊と呼ばれるクリーチャーとの関係。100分間では描ききれないくらいの詰め込み方で、そのどれもが浅くて中途半端になってしまっている印象でした。

 案の定、黒服たちの陰謀がわかって、子どもたちでモンスターを操って巨大なモンスターと戦っていくという展開。ここらへんも子役さんたちの熱演で頑張って見せていて面白いですが、やっぱり失う方の笑いがやってきてきつかったです。なんかみんな叫んでるけど……。と冷めた視点で見てました。
 続編ができるとかという噂なので、回収しきれてない要素は続編で回収されると信じたい映画でした。

☆☆

鑑賞日:2014/03/09 DVD

監督村上隆 
特撮監督/特技監督田口清隆 
脚本西村喜廣 
継田淳 
出演末岡拓人 
浅見姫香 
窪田正孝 
染谷将太 
黒沢あすか 
津田寛治 
鶴田真由 
斎藤工 
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