映画【崖っぷちの男】感想(ネタバレ)

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●こんなお話

 元警官が自殺しようとしている中、次第に目的が明らかになっていく話。

●感想

 冒頭、主人公は面会の男の様子で元刑事らしい。そしてダイヤ強盗の罪をなすりつけられて無罪を主張している。父親の葬儀のときに弟と喧嘩した隙に逃げ出して、そのままビルから自殺騒ぎを起こす。ここまでが開始20分くらいで、ここから主人公の目的はなんなのか? というのが小出しにわかりはじめますが、これがなかなか予想外の展開をしていって面白く見ることができました。

 ここから、主人公と交渉人のやりとりともう一組のパートになります。このもう1つのパートが、イマイチ面白さを感じられなかったです。スパイ映画のようなもので、トンデモ展開なのでありえない侵入を見せていくのでちょっと退屈でした。
 一方の主人公は、小さなスペースでどうやって脱出するのか? 自分の冤罪を晴らすことができるのか? というサスペンスで持っていってくれて面白かったです。

 そして、クライマックスは一気に畳み掛けるアクションで今までの流れが集約してくものでここも楽しく見ることができました。主人公のダイブは、かなり怖かったです。高所恐怖症には耐えられない映像でした。

 エピローグでもひと驚きあって、これまたびっくりでした。

☆☆☆

鑑賞日:2012/07/14 TOHOシネマズ南大沢

監督アスガー・レス 
脚本パブロ・F・フェニベス 
出演サム・ワーシントン 
エリザベス・バンクス 
ジェイミー・ベル 
アンソニー・マッキー 
エドワード・バーンズ 
タイタス・ウェリヴァー 
ジェネシス・ロドリゲス 
キーラ・セジウィック 
エド・ハリス 
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