映画【MAMA】感想(ネタバレ)

mama
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●こんなお話

 経営者の父親が奥さんを殺害して幼い娘2人を山荘に連れてって殺害しようとしたら何者かにお父さん殺されちゃって、娘さん2人が発見されたの5年後。狼に育てられたような野人化してた娘さんたちを育てようとするけど、不思議な出来事が起こりはじめて……な話。

●感想

 野人化した娘さんたちが四つん這いでカタカタ動くというビジュアルだけでもう怖いです。めっちゃスピード感いっぱいで、視野の外にいきなり現れたりして、そんな登場の仕方したら絶対びっくりするわって現れ方して怖いです。
 主人公は娘さんとは関係なく恋人の姪っ子だからって理由で、一緒に生活することになりますが。この主人公、ベースを弾くロック娘で、最初は反発しますが、ロック魂なのかだんだん娘さんたちを守る姿になっていく。

 その嫌々だった姿勢で酷い女性だったのが、彼女が能動的に動き始めてから惹きこまれていきました。そして娘さんたちの事を調べようとする弁護士さんだったり親戚のおばちゃんだったりが動き始める。案の定、危なそうなところに1人で行くと、恐怖体験してくれます。
 最初は不思議なことが起きていくだけだったのが、後半はだいぶ強引にホラー描写でゴリ押ししてきて怖かったです。それでいて、5年間育ててくれたママに対する娘2人の行動の哀しさ。

 雰囲気いっぱいのダークファンタジーにJホラーを混ぜたような面白い映画でした。

☆☆☆

鑑賞日:2014/06/07 Blu-ray

監督アンディ・ムスキエティ 
脚本アンディ・ムスキエティ 
バーバラ・ムスキエティ 
ニール・クロス 
製作総指揮ギレルモ・デル・トロ 
出演ジェシカ・チャステイン 
ニコライ・コスター=ワルドー 
ミーガン・シャルバンティエ 
イザベル・ネリッセ 
ダニエル・カッシュ 
ハビエル・ボテ 
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