映画【まほろ駅前多田便利軒】感想(ネタバレ)

mahoro
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●こんなお話

 便利屋を中心とした人たちの話。

 詳しいあらすじ解説はMIHOシネマさんの映画ブログにて

●感想

 短編小説が原作らしく、短いエピソードが並んでいる話の展開でした。けれども、1つ1つの登場人物が繋がっていて。最初のチワワに始まり、クスリが出てきて。売人や若手のヤクザなどが出てきて、主人公達をてんやわんやさせます。

 主人公2人のやりとりが、なんともんのんびりしていて見ているだけで笑顔になってしまいます。そして、かつては無口だった同級生が突然現れて泊めてくれという無理を言ってきますが。主人公には、その同級生に怪我を負わせてしまったという負い目があるので断ることもできずに生活が始まります。

 そして、その傷のことをクライマックスで主人公が壁にぶちあたったときにその同級生が語り始めることには少し感動しました。癒えない傷はないのだと。

 これといって、わかりやすい盛り上がりがあるわけでもないですが。主人公の気持ちの変化が丁寧に描かれていたのがよかったと思います。

☆☆☆

鑑賞日:2011/11/30 DVD

監督大森立嗣 
脚本大森立嗣 
原作三浦しをん
出演瑛太 
松田龍平 
片岡礼子 
鈴木杏 
本上まなみ 
柄本佑 
横山幸汰 
梅沢昌代 
大森南朋 
松尾スズキ 
麿赤兒 
高良健吾 
岸部一徳 
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