●こんなお話
用心棒が弱みを警察に握られ紙幣偽造の犯罪の情報を横流しするように強要されて板挟みになる話。
●感想
めちゃくちゃ渋い映画で明度が低い映像にワンカットでアクションシーンを見せたり、ジャン・クロード・ヴァンダムの年齢を重ねた抑えたお芝居がなかなかハマっていてかっこよかったです。
90分という短い時間で主人公と娘、紙幣偽装する犯罪者、警官と少ない人数を適度にさばいていて見やすい構成だったと思います。それに用心棒を選ぶときにラストマン・スタンディングな人を選ぶとかの設定も面白かったです。
ただ個人的には渋くて面白い映画でしたが、すごく地味でそれが退屈に感じてしまう人もいるかもしれない映画だと思います。クライマックスの主人公が負傷してからのカタキ役との決着もめちゃくちゃ地味で、なぜ死にかけていた主人公がカタキ役に勝てたのかちょっとわかりにくかったです。普通に気合で勝っているように見えました。
とはいえ、セピア色や青色の映像がカッコいい映画でした。
☆☆☆
鑑賞日: 2020/01/13 DVD
リンク
監督 | ジュリアン・ルクレルク |
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脚本 | ジェレミー・ゲーズ |
ジュリアン・ルクレール |
出演 | ジャン=クロード・ヴァン・ダム |
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スヴェヴァ・アルヴィティ | |
サミ・ブアジラ | |
サム・ルーウィック | |
アリス・ヴァーセット |