映画【ラスト・リベンジ】感想(ネタバレ)

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●こんなお話

 CIAの捜査官が脳の病気で引退することになったけど、消息不明の宿敵のテロリストがまだ生きてるって執念で探しだす話。

●感想

 CIAエージェントものらしく世界中を飛び回りますが、画面にスケール感はあまり感じられず、場所を移動する意味ってどんな効果があったのだろう? と世界観に入っていきにくかったです。

 話のほうもカタキ役も病気になっていて、病人VS病人という設定は面白かったですが。いかんせん2人とも死にかけていて、ふらふらで戦う姿は見てて痛々しかったです。

 長年追いかけてきたテロリストを追いかける執念も中途半端だし、主人公が病気になってしまうという闘病ものなのかな? というのも中途半端で一体どちらに話が転がっていってるのかよくわからなかったです。

 ポール・シュレイダーという巨匠がでがけているのに、こんな風な作品に仕上がってしまうのかと悲しくなる映画でした。

☆☆

鑑賞日: 2015/11/07 Blu-ray

監督ポール・シュレイダー 
脚本ポール・シュレイダー 
出演ニコラス・ケイジ 
アントン・イェルチン 
アレクサンダー・カリム 
イレーヌ・ジャコブ 
デヴィッド・リッパー 
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