映画【LUCK-KEY/ラッキー】感想(ネタバレ)

luck-key
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●こんなお話

 【鍵泥棒のメソッド】の韓国リメイク版の話。 

●感想

 主人公の殺し屋役のユ・ヘジンさんの味わいのある顔面力でそこにいるだけで笑えて最高の主人公でした。記憶喪失になって自分が売れない役者で救命士のヒロインのお世話になりながら、料理屋でバイトしながらエキストラもしつつそこでのアクションシーンの迫力に監督に認められて、役がだんだん大きくなっていく姿が単純にコメディ映画として笑えて面白かったです。真面目に努力する姿が滑稽であり応援もしたくなるキャラクターでした。一方の金持ちになった売れない役者パートでは監視カメラに映る女性に恋をして何とか彼女を救おうとするドタバタも2人がしだいに距離が縮まっていく姿を丁寧に描いていたと思いました。 

 ただオリジナルでは追いかけてくるヤクザに少しだけ追い詰められて、すわどうやって突破するか? みたいな面白さがありましたが、今作ではヤクザが終始マヌケな描かれれ方で役を演じるという突破の仕方もそこまで失敗することなく簡単に成功して終わり。というのも少しカタルシスに欠けました。 

 とはいえ主人公たちの頑張る姿を応援できてオリジナルとはまた違った魅力のある良いリメイク作品だと思いました。 

☆☆☆

鑑賞日: 2017/11/10 DVD

監督イ・ゲビョク 
脚本チャン・ヨンミ 
原案内田けんじ
出演ユ・ヘジン 
イ・ジュン 
チョ・ユニ 
イム・ジヨン 

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