映画【ラブ&ドラッグ】感想(ネタバレ)

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●こんなお話

 セールスマンと女性の恋の話。

●感想

 序盤は、ジェイク・ギレンホールさんの職場の説明がテンポよく見せていってアン・ハサウェイさんはなかなか登場せず。アメリカの医療と製薬会社の関係なんかを見せてくれて興味深く観ることができました。とはいえ、軽いタッチなのでそんな深いところまでは描かれずさらっとしていました。

 そして、アン・ハサウェイさんと出会い体だけの関係を続けますが。主人公は、真剣に愛してしまうという。「I LOVE YOU」という台詞をここまで悩んで言う主人公はあまり観たことがなかったです。
 ただ、パーキンソン病であるヒロインは相手が自分を思ってくれれば思ってくれるほど自分が重荷になることを敏感なまでに感じ取ってしまう。だから、誰とも深い付き合いをしてなかったけど。ここは、ジェイク・ギレンホール、押しの一手で付き合うことに成功します。そこから、彼女の病気を治したいと動く主人公ですがそこで徐々に進行する症状とともにヒロインはまた落ち込みます。「病気を治したいのか?」「病気じゃないヒロインがいいのか」こういう問題は自分だったらどうするだろう? と一緒に考えながら見ていました。

 そして最後に主人公が出す答え。ここからの2人は、パーキンソン病のセミナー出会った老人の言葉「健康な女性に変えろ」というのが重くのしかかってくるだろうけど。「楽しいことも苦しいことも一緒に共有する」という愛の基本がやっぱり1番なんだろうと思いました。

 そして、弟さんが1番笑える存在で素晴らしいコメディっぷりを見せてくれて最高でした。

☆☆☆☆

鑑賞日:2012/03/25 Blu-ray

監督エドワード・ズウィック 
脚本チャールズ・ランドルフ 
エドワード・ズウィック 
マーシャル・ハースコヴィッツ 
原作ジェイミー・レイディ 
出演ジェイク・ギレンホール 
アン・ハサウェイ 
オリバー・プラット 
ハンク・アザリア 
ジョシュ・ガッド 
ジル・クレイバーグ 
ピーター・フリードマン 
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