映画【三国志 関羽 青龍偃月刀 最後の一閃】感想(ネタバレ)

Knights-of-Valour
スポンサーリンク

●こんなお話

 父親の関羽が討ち取られたのでリベンジをしようとする息子と仲間たちの話。

●感想

 テロップで関羽将軍の城が呉の大軍に取り囲まれた状況が説明されて、関羽将軍が部下と共に城からうって出て敵の大軍との戦争。

 この戦争シーンからいきなりスペクタクルな映像で迫力満点でつかまれるオープニングでした。かと部下だか息子だかの2人きりで死体の山を築いて、敵に囲まれて大量の弓矢が空を覆って…。

 関羽が討ち取られたと報告があって主人公の息子と主君の劉備が落ち込んでいてリベンジを誓うけど、黄忠将軍とかの反対を受けて弔い合戦は中止。主人公はクビになっちゃって、やけくそな生活を送るっぽいけど、敵の砦の絵を書いたり街で知り合った職人だかが情報をくれて、それを持って蜀の陣地に戻って、その情報をもとに3人の仲間と敵の砦へ潜入ミッション。

 忍び込みものとして見張りを倒したり隠れたりしながら入っていくけれど、実は主人公が情報を聞いていた職人が裏切っていて自分たちの情報が筒抜けで捕まりそうになったり、主人公たちの潜入でトラップを解除してから蜀の軍隊がやってきて逆に返り討ちに遭うぞってなって、主人公が捕まるけど脱出して仲間たちと逃げて洞窟に追い込まれたけど、その先に川があると気づいてダイナマイトみたいなので川へ逃走。黄忠将軍に罠だと教えて、それで逆に罠にかかったと見せて川の中から敵の砦に入って攻め込む。

 アクションシーンが結構工夫が凝らされていて、狭い洞窟の中で大勢が入り乱れての乱戦だったり、横スクロールのアクションだったりいろんな見せ方があって楽しかったです。

 ただ肝心のクライマックスが主人公と敵の大将と一騎打ちがバストショットの切り返しばかりで何が起こっているのかわかりにくく全く盛り上がらないクライマックスでした。

 80分の短さなので主人公と仲間たちとの友情や絆もあっさりなので、主人公を助けるために周倉将軍だかなるキャラクターが自己犠牲をしたりするのも残念な感じです。

 とはいえ、退屈せずにエンタメとして楽しめる映画でした。

☆☆☆

鑑賞日:2022/04/19 WOWOW

監督ダイ・イーリン 
チエン・シーメン 
脚本ヤン・ウアージエ 
ワン・ウェイ 
出演クアン・ジービン 
ルー・シューミン 
ジン・ソン 
ジャン・ライ 
エルデニ・ナオメン
タイトルとURLをコピーしました