映画【キル・ザ・ギャング 36回の爆破でも死ななかった男】感想(ネタバレ)

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●こんなお話

 実際のマフィアのアイルランド系マフィアが成り上がっていく話。

●感想

 最初は日雇いで湾岸労働で働いている主人公。めちゃ暑くて死の危険があったりして、組合の偉い人と交渉したりして労働者のリーダー的存在になっていって、偉い人に脅迫されるけども逆に返り討ちにして自分が組合のリーダーになっていく。職場で偉くなって人脈が広がっていくけど、汚職で逮捕されたりするけど、司法取引で釈放されて出てきて本格的にマフィアの世界に入っていきます。

 基本、主人公は腕っぷしが強く最初は一騎打ちで殴り合って勝利の結果、勢力を広げていくのが面白いです。結婚もして子どもで斬るけど、奥さんは主人公が違法な仕事をしていたり暴力が身近にあることに引いて家を出ちゃったして落ち込みます。

 仲間もいるけど約束を守らなかった相手には容赦なく爆破したり、自分も車を爆破されたり銃撃されたりしながら商売相手とかで対立が発生すると交渉するけど案の定罵り合いになって、後日暗殺という。この映画のマフィアたちは車社会で毎回、車に爆弾が仕掛けられているのに学ばないのかそれが誇りなのか車爆弾にひるまない姿が凄かったです。

 ケルト人の誇りを胸に行動する主人公で絶対に轢かないという信念があるため、ほとんどの相手と揉めていきます。ケルト音楽も映画の雰囲気を上げていてかっこよかったです。

 いろんな利権を得ようとして既得権益の人たちと対立が深まっていくというのの繰り返しで上映時間も100分くらいと短めの立身出世ものなので軽い感じがしますが、キャストも豪華で爆破の連続で面白く見ることができました。

☆☆☆

鑑賞日:2021/12/28 DVD

監督ジョナサン・ヘンズリー 
脚本ジョナサン・ヘンズリー 
ジェレミー・ウォルターズ 
出演レイ・スティーヴンソン 
ヴィンセント・ドノフリオ 
ヴァル・キルマー 
クリストファー・ウォーケン 
リンダ・カーデリーニ 
トニー・ダロウ 
ロバート・ダヴィ 
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