映画【ケイト】感想

Kate Netflix

●こんなお話

 毒を盛られた殺し屋がリベンジするためにヤクザと戦う話。

●感想

 ネオンやらプロジェクションマッピングのビルやら看板がいっぱいやらなオリエンタルなニッポン描写が楽しく視覚的な楽しさのある作品でした。ニッポンの未来感。そこに激しいアクションが混ざってかっこよかったです。

 話自体はよくあるもので、毒を盛られて24時間の命のタイムリミットがになってしまって鎮痛剤的なのを打ちながら、リベンジの旅に出る。その途中で少女と出会って彼女とのバディものにもなっていく。

 この少女との関係で感動できそうですが、この少女にあまり魅力が感じられず。むしろイライラさせるキャラクターでもったいないと思いました。主人公が彼女と自分を重ね合わせて、最初は反目しあっていたのが理解しあうという流れも見ていてよくわからず、いつの間にかお互い思いあっているかのように思えるため。クライマックスで彼女を救いに行くという動機が弱く感じました。

 主人公が毒を盛られた理由もヤクザ同士の内輪揉めが描かれますが、結果、なんだかよくわからずで。 親分の國村隼さんと子分の浅野忠信さんとの対立も後半に急に出てきて、ウディ・ハレルソンとの陰謀とかもサスペンスとしては恐ろしく弱いと思いました。急に出てきて急に対立が始まっている印象でした。

 アクションシーン自体もネオンの中で戦ったり、CG感いっぱいのカーチェイスだったり、レーザーポインターの中での銃撃戦とか見た目はかっこいいですが。それもあまりフレッシュさは感じられず、むしろヤクザたちがそこまで重武装しているのかと気になりながら見てしまいました。そんな中でなぜか日本刀で決着をつけようとするヤクザたちとかもかっこいいのか突っ込んでいいのかわからないこだわりでした。しかもその戦いもあっさりだし戦いの動機も盛り上がらないしで微妙なクライマックスでした。

 とはいえ、 メアリー・エリザベス・ウィンステッドさんのボロボロになりながら戦う姿を楽しむアクション映画としてよかったです。

☆☆

鑑賞日:2021/09/11 NETFLIX

監督セドリック・ニコラス=トロイヤン
脚本ウマイール・アリーム
出演メアリー・エリザベス・ウィンステッド
ウディ・ハレルソン
ミキール・ハースマン
浅野忠信
miyavi
國村隼
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