映画【黒い司法 0%からの奇跡】感想(ネタバレ)

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●こんなお話

 殺人事件の容疑で死刑判決を受けた受刑者の冤罪をはらそうと頑張る弁護士の話。

●感想

 実在の人物、事件を描いていて死刑や冤罪を真摯に丁寧に描いていて貧困層や黒人などのマイノリティが不当に扱われる現実を描いていて勉強になる映画でした。不当な扱いにも負けずに頑張る主人公を応援できました。死刑囚の精神的重圧も見ていて苦しくて、アメリカの死刑囚は死刑執行日が事前に通達されるんだと初めて知りました。

 ただ最後の最後まで主人公の頑張りが報われなかったのが、相手方の担当検事と話したら、その担当検事が心を変えるまでの苦悩とか決意とかが全く描かれていないので、彼に何があってどういうドラマがあったのだろうかと気になる終わり方でした。

 アメリカの死刑制度の問題、人種差別。そして絶対的に不可能だと思えることでもチャレンジして風穴を開けていくという漫画のような展開も熱くて学校の授業とかで流してもいい映画でした。

☆☆☆

鑑賞日:2020/08/27 DVD

監督デスティン・ダニエル・クレットン 
脚本デスティン・ダニエル・クレットン 
アンドリュー・ランハム 
原作ブライアン・スティーブンソン
出演マイケル・B・ジョーダン 
ジェイミー・フォックス 
ブリー・ラーソン 
ロブ・モーガン 
ティム・ブレイク・ネルソン 
レイフ・スポール 
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