映画【導火線 FLASH POINT】感想(ネタバレ)

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●こんなお話

 ベトナムの犯罪組織3兄弟と戦う香港警察の話。

●感想

 総合格闘技を取り入れたアクションシーンが見もので、狭いエレベーターでぶん殴りあったり、クライマックスでカタキ役との一騎打ちでのマウントの取り合いとか殴り合いぶん投げ合いなど痛いアクションシーンが満載でした。特にクライマックスの一騎打ちとか延々と殴り合ってる印象でした。

 香港映画らしい熱いアクションシーンである一方、主人公の相棒がこれまた香港映画らしい潜入捜査もので犯罪組織に潜入していますが、犯罪組織でのポジションはどれくらいでどのくらい信用されてるのかとかあまりわからず、簡単に潜入捜査がバレて相棒が逃げるというのとかあっさりでした。そもそも3兄弟は一体どんな犯罪をしているのとかもよくわからなかったです。

 潜入捜査がバレて復讐されて主人公の大切な仲間や恋人が襲われたりしますが。それもなぜ場所がバレるのだろうとかよくわからなかったです。ターキーに爆弾が仕掛けられて、犯人がうっかり階段から電池を落として焦るとか楽しいですが、果たしてそのサスペンスは必要だったのか謎でした。

 カタキ役の3兄弟たちがめちゃくちゃ強いのも楽しい設定で、全員総合格闘技の心得があってすごかったです。

 事件を捜査とかあまり関係なく、人質を取って交換とかしちゃえば解決しちゃうのが面白い警察の捜査方法でした。

 エンディングの役者さんたちのトレーニング映像などの迫力がすごくて、本気の練習が1番すごい映画でした。

☆☆☆

鑑賞日:2011/06/22 DVD 2020/08/27 DVD

監督ウィルソン・イップ 
アクション監督ドニー・イェン 
脚本セット・カムイェン 
ニコール・タン 
出演ドニー・イェン 
コリン・チョウ 
ルイス・クー 
ファン・ビンビン 
レイ・ルイ 
シン・ユー 
ケント・チェン 
シュイ・チン 
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