映画【ジョーカーゲーム(2012)】感想(ネタバレ)

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●こんなお話

 トランプのババヌキのサバイバルゲームをやらされる主人公たちの話。

●感想

 大人たちの無茶苦茶な理由で「ババ抜き」で負けた人が強制収容所みたいなところに入れられるという合宿に参加させられる話ですが。いかんせん、物語の説明がノロノロです。ビデオで説明があって、気楽に始めるゲームですが負けると捕まってしまう。しかも途中でドロップアウトすると殺されるという恐怖。
 この殺されるという恐怖シーンですが、ゴールデンボンバーの白塗りみたいな人にこん棒で殴られて殺されるという。普通に怖くないし、逃げられるんじゃないかな? と思えるくらいの警備で。絶対逃げられないんだ、絶対従うしかないんだと思わせてから、ゲームを始めてくれないのと、物語に入りこめなかったです。

 そして、主人公は何を考えているかわからず。友だち2人、男友だちをやたらお世話する女の子とクールな女の子のほうが魅力的でした。というか、台詞の量とかも友だちのほうが多かったと思います。主人公は周りがアクションを起こして、ただおろおろするだけの役なので面白くもなんともなかったです。

 後半、主人公と友だちが勝負して信頼関係が揺らぎながらゲームをするあたりから面白くなりました。相手が本当のことを言っているのか、ウソをついてるのか。その疑心暗鬼。そこまでが退屈だったのが残念でした。

 そして物凄いあっけないオチ。一体、なんて弱い警備だったんだと。だったら、最初から脱出できそうな終わり方でした。ちょっとこれで99分はチト長く感じてしまう映画でした。

☆☆

鑑賞日:2013/02/12 DVD

監督渡邊貴文 
脚本竹内佑 
出演北原里英
高月彩良
小池唯
大久保祥太郎 
根岸拓哉 
白又敦 
伊倉愛美 
溝口琢矢 
螢雪次朗 
古舘寛治 
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