映画【ジェーン】感想(ネタバレ)

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●こんなお話

 旦那さんが瀕死の重傷で帰ってきて、仲間の悪い連中がやってくるってんで元カレさんに助けを求めて迎え撃つ話。

●感想

 すぐに事件が発生して自分たちの命が危険だから元カレさんに護衛を依頼して家で迎え撃つ準備をするのと並行して彼らの過去が回想で描かれていきます。この構成がどうみもテンポを悪くしている印象で100分もない映画ですが、鈍重に感じました。それでいて人間関係の背景の深みや厚みはあまりなく。主人公と元カレさんに何があったのか。いまの旦那さんとはどういう関係なのかの説明の回想はあることはありますが、今現在はどういう気持ちなのかとかもイマイチわからず。娘さんに対する気持ちとかも大事には思っているというのはわかりますが、それも全部うわべだけにしか見えなかったです。 時間軸を行ったり来たりする構成にしたのが成功しているとは思えませんでした。悪役の人も別にお金儲けをしているだけで特段悪い奴には見えないので追いかけてきても全く怖くなかったです。

 クライマックスの銃撃戦もナイトシーンでの戦いでどういう状況でどこに向かって射撃しているのかとかわかりにくく、ただの撃ちあいになっていて迫力不足が否めなかったです。

 とはいえ、アメリカの原風景ってきれいだなと感じさせてくれる映像は楽しめる映画でした。

☆☆☆

鑑賞日: 2017/05/06 Blu-ray

監督ギャビン・オコナー 
脚本ブライアン・ダッフィールド 
アンソニー・タンバキス 
ジョエル・エドガートン 
出演ナタリー・ポートマン 
ジョエル・エドガートン 
ユアン・マクレガー 
ノア・エメリッヒ 
ロドリゴ・サントロ 

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