映画【IZO】感想(ネタバレ)

izo
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●こんなお話

 時空を飛び越えて人を斬り続ける人斬り以蔵の話。

●感想

 恐ろしいほどの豪華キャストの中、叫び声うなり声をあげながらひたすら目の前に立ちふさがる人たちを斬り捨てていく映像に頭がクラクラするドラッグムービーでした。

 ただやはり場所や行動の動機が分かりにくい中、死亡遊戯的に主人公に立ちふさがる豪華な役者さんたちという楽しみ方はできますが、ただただ羅列された風にしかとらえることができないため、15分も経つと飽きてしまってどうでもよくなってしまいました。

 貴族のような支配者層がいて彼らが自分たちの作った社会のバグのような存在として主人公を扱って、どうにか止めようとするけれどどんどんと暴走していく主人公にあたふたするという。アクション的にも変化もなくただただ刀を振り回して暴れるだけのシーンが続くので退屈でした。

 個人的には樹木希林さんが真っ二つにされるのが印象に残る映像で、友川かずきさんの熱量を浴びることができるのが収穫の映画でした。

☆☆

鑑賞日:2021/01/17 U-NEXT

監督三池崇史 
脚本武知鎮典 
原案武知鎮典
出演中山一也 
桃井かおり 
松田龍平 
美木良介 
高野八誠 
原田龍二 
ビートたけし 
岡田眞澄 
片岡鶴太郎 
ボブ・サップ 
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