映画【エイリアン・ビキニの侵略】感想(ネタバレ)

●こんなお話

　エイリアン美女に恋をした気弱な青年の話。

●感想

　序盤は、地球防衛軍を語る主人公は得意のテコンドーで町の悪人たちをやっつけていくアクションシーンは迫力があってテンション上がりました。
　女性に襲い掛かる暴漢と戦うシーンは長くありましたが、スピード感や傷みをともなうシーンで最高でした。

　ところが、女性を助け。2人だけでの会話劇になると、途端にエロさが突出して、AVになるのか?　ってくらいな勢いでした。そして、その女性がエイリアンだと判明してまた戦いになりますが。そのエイリアンの子どもを作ってはいけない理由がイマイチわからず。時間がどうとかって話になりますが、何なのかよくわかりませんでした。その説明だけアニメーションになったりして、そっちに気をとられて内容が入ってこなかったです。

　そして、クライマックスは延々と音楽が流れて宇宙や街並、植物の成長などの映像が流されシュールな展開に口あんぐりでした。
　主人公の父親の虐待のエピソードが入ったりして、途端に重くなったりと。話の展開がちぐはぐで、正直70分しかない映画でしたがついていけなかったです。

☆☆

鑑賞日:2011/10/26　シアターN渋谷