映画【いぬやしき】感想

SF

●こんなお話

 突然、肉体がロボット化した主人公たちがそれぞれ能力を使いながらしだいに対立していく話。 

 詳しいあらすじ解説はMIHOシネマさんの映画ブログより

●感想

 「日本映画にしては」というカッコつきがついて見るとなかなかの迫力でクライマックスの新宿の戦いとか楽しかったです。カタキ役の新宿での虐殺とかもあんまりここまでの惨劇を見たことないので新鮮さがあって楽しい虐殺シーンでした。 

 ただ映像は凄いとは思いますが、お話の方は結構鈍重で退屈に感じました。それに長く描く割りには後半のアクションシーンに突入したら、あんまり関係ない感じになってしまうのが鈍重に感じる要因だと思いました。 

 主人公が飼うことになる捨て犬が結構長いこと描かれる割には中盤からどんどん空気になっていったり、主人公の家族が最初から最後まで冷酷な人物で娘さんだけは修復されていきますが、それも自分の命が救われたからという最後の理由だけで、それまでお父さんに対する態度が許されるのかとイライラさせられるキャラクターでした。それに娘さんの漫画家の夢を描いてた意味は何だったのか? とか息子さんのイジメ問題カツアゲ問題はどこ行っちゃったんだろう? とかカットしても問題ないシーンが描かれたりする印象でした。 

 カタキ役となる男子高校生も殺人鬼になる理由が別れたお父さんとの関係がトリガーになっているだけで、機械化の身体になってしまったことによる。という意味にはあまり見えなかったです。それにお母さんの自殺で動機は十分なのに、そこからさらに自分を理解してくれる同級生のくだりでまた同じようなことになったりして2回も同じことが繰り返されて退屈でした。 

 肝心のアクションシーンもハリウッド映画の【スパイダーマン】とかと似ている印象で何年も前の映画と同じじゃ意味がなくて、新しい映像トリップを楽しみたかった映画でした。 

☆☆☆

鑑賞日: 2018/05/05 シネマサンシャイン平和島

監督佐藤信介 
脚本橋本裕志 
原作奥浩哉
出演木梨憲武 
佐藤健 
本郷奏多 
二階堂ふみ 
三吉彩花 
伊勢谷友介 
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