映画【インシテミル 7日間のデス・ゲーム】感想(ネタバレ)

insitemiru
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●こんなお話

 高額バイトで集められた人たちが心理ゲームをする話。

●感想

 コンビニでバイト情報誌を見ている主人公。いきなりヒロインにケータイの画面を見せられ破格の時給のバイトがあることを教えてもらう。すぐ参加表明する主人公。何でそんな決断をしたのか最後までわからないです。

 様々な10人が集まりゲームをしますが、正直このゲームがよくわからないうえに映画として面白くないのがこの映画の1番の問題点だと思いました。
 事件が起こり探偵役と犯人役が賞金が倍増だかしますが、それを決めるのが多数決。その多数決を決めるシーンも2回くらいしかない。

 そのゲームや賞金の設定も中盤からどうでもいいことになっていて、いきなり殺し合いが始まるという。いきなり突然変異しちゃう人格に戸惑うという。
 序盤のゲームが面白くないのに、この殺し合いが面白くないのは致命的で。もっと残酷に描くとかをすればまだ救いがあったと思いました。
 監視するロボットなんかも、物凄い安っぽくて笑ってしまうという。サスペンスとしても誰が見ても「自分関係ないです」と言ってる人物が怪しいとわかりきってるのに、そのままのオチというのも残念でした。

 川井憲次さんの音楽がさすがで、不快な音がここぞというときに競りあがってきたりするのはさすがで緊張感を高めていたと思います。

 とはいえ、ホリプロ芸能人大集合な映画でそこらへんで楽しめれば面白いと思いました。

鑑賞日:2013/06/26 DVD

監督中田秀夫 
脚本鈴木智 
原作米澤穂信
出演藤原竜也 
綾瀬はるか 
石原さとみ 
阿部力 
武田真治 
平山あや 
石井正則 
大野拓朗 
片平なぎさ 
北大路欣也 
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