映画【インファナル・アフェア III 終極無間】感想(ネタバレ)

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●こんなお話

 1人生き残った実はマフィアだった捜査官が何とか身元がばれないようにしようとして、だんだんおかしくなっていっちゃう話。

●感想

 1作目のサスペンスフルな作風、2作目のマフィア映画の王道のような作風とはうってかわって、1人の男がおかしくなっていっちゃうサイコものと1組のカップルのイチャイチャのラブストーリーになっていて、しかも現在と過去の回想、更には主人公の妄想まで描かれて、新キャラが登場して彼らの思惑もミスリードされるので、前2作を丸暗記していないと混乱必至の構成で戸惑う3作目でした。

 しかも主人公が他の偽装捜査をしているマフィアをあぶりだそうとして、新キャラの捜査官が大陸のマフィアと接しているところから怪しいぞとなりますが。結果、真相がわかると後だしジャンケン感何でもあり感が強まっていてどうでもよくなってしまいました。

 中盤のトニー・レオンと精神科医が好き好きになっていくシークエンスとかも正直どうでもよかったです。

 とはいえ、死ぬことを許されない無間地獄に陥る主人公が悲しい最期でした。

☆☆☆

鑑賞日: 2017/01/09 NETFLIX

監督アンドリュー・ラウ 
アラン・マック 
脚本フェリックス・チョン 
アラン・マック 
出演トニー・レオン 
アンディ・ラウ 
レオン・ライ 
チェン・ダオミン 
ケリー・チャン 
アンソニー・ウォン 
エリック・ツァン 
チャップマン・トウ 
カリーナ・ラウ 

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