映画【インディ・ジョーンズ 最後の聖戦】感想(ネタバレ)

Indiana Jones and the Last Crusade
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●こんなお話

 伝説の聖杯を巡ってインディと仲間たちとナチスの奪い合いの話。

●感想

 アメリカのユタ州の岩山で宝物を盗もうとしている盗賊から博物館に寄贈すべきという考えのもと、それを盗んで列車の上や車両の中を追いかけっこしてのアクション。サーカスの動物がいる車両を抜けていってライオンとか蛇とかに襲われながら逃げるというアクションからして楽しいオープニングでした。お父さんのもとに急いで帰ると「20秒かぞえなさい」と話を聞いてもらえない。仲間が保安官を呼んでくると「持ち主は大事にしないといっている」とさっきまで逃げてきた男たちがやってきて宝物を奪われていく。その後大人になって嵐の中の船でさっき奪われた宝物を奪い返して船大爆発。

 考古学者になって学生から人気な教授として生活しているところに大富豪の男からキリストの血を浴びた聖杯を探しに行った先遣隊が行方不明になって、その先遣隊に主人公の父親がいると知って富豪の願いを承諾してベニスへ飛ぶ。ヒロインの博士と合流して教会を回想した図書館で父親の日記をヒントに地下へ行って大量のネズミだらけの地下洞窟を進んで行くと謎の男たちに襲撃されて石油に火をつけられて炎に包まれそうになったりボートチェイスしたり。彼らは神の使いだかで聖杯を守っている戦士らしい。そして主人公の父親の居場所を話す。そのお城へ行くとナチスも聖杯を探していて父親はそこに捕まっていて、久しぶりの再会からの脱出。

 ここのショーン・コネリーの父親がのんびりしていて慌ててるインディと比較して楽しいです。それでいてどんなピンチでもゆったりしてるのが笑えます。

 ヒロインが実はナチスで裏切られて大切な日記を奪われる。そして殺されそうになるけど何とか脱出して仲間たちとともにナチスより先に聖杯を奪おうとするけど、父親と友人が捕まってからのバイクチェイスや戦車チェイス。この戦車チェイスが楽しくてハラハラドキドキも最高でした。

 聖杯がある神殿へたどり着いてトラップを突破していくのも仕掛けが面白く、それをどうやって突破していくのかという面白さ。案の定、欲望を出した人間はどろどろになるグロテスクな怖いシーンもあったり。

 魅力的なキャラクターとストーリーで120分退屈せずに見られる1本でした。

☆☆☆☆☆

鑑賞日:2008/11/17 DVD 2022/02/24 NETFLIX

監督スティーヴン・スピルバーグ 
脚本ジェフリー・ボーム 
原案ジョージ・ルーカス 
メノ・メイエス 
出演ハリソン・フォード 
ショーン・コネリー 
デンホルム・エリオット 
アリソン・ドゥーディー 
ジョン・リス・デイヴィス 
ジュリアン・グローヴァー 
マイケル・バーン 
リヴァー・フェニックス 
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