映画【稲村ジェーン】感想(ネタバレ)

inamura-jane
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●こんなお話

 伝説の大波を待つサーファーたちの話。

●感想

 主人公をはじめ、登場人物たちの目的が最初から最後までわからず。この話は一体なんだろう? と物語に入っていけなかったです。
 伝説の波を待ち続けていたサーファーは、伝説の波が来た途端に波に乗るのを拒否。主人公にいたってはサーフィンするシーンもないっつのがなんとも。

 展開のテンポが悪すぎて、田舎に帰ってくる主人公。主人公の友達を追いかけてくるチンピラ。主人公と友達の馬鹿騒ぎ、ヒロインの登場。という流れですが、ボソボソと他愛のないやりとりが進むだけで物語になっていないように思えました。

 映画として最大の山場になりそうな伝説の波、稲村ジェーンも登場せず。かといって、サーフィンの面白さもなく。昭和40年代の時代の若者達の空気もなく。というか、どう考えてもバブルの若者達にしか見えなかったです……。

 とはいえ『真夏の果実』や『希望の轍』が流れると鳥肌が立つくらいカッコいい映像に見えてしまうのが不思議です。

鑑賞日:2011/06/07 LD

監督桑田佳祐 
脚本康珍化 
出演加勢大周 
金山一彦 
的場浩司 
清水美砂 
尾美としのり 
古本新之輔 
泉谷しげる 
TOMMY SNYDER 
PANTA 
伊武雅刀 
下元史朗 
伊佐山ひろ子 
説楽りさ子 
原由子 
小泉今日子 
伊東四朗 
草刈正雄 
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