●こんなお話
ドラゴンを保護しすぎて増えすぎたので、理想郷へと旅する主人公たちの話。
●感想
さすがのクオリティーの高さで冒頭からドラゴンたちのバトルの縦横無尽に動き回るアクションシーンの数々は綺麗でそれを見られるだけで心躍る映像になっていました。毒ドラゴンの吐くどろどろの緑の液体描写とかすごかったです。1つの画面にドラゴンが一体何匹羽ばたいているのだろうという画面の情報量がすごかったです。
敵対していたドラゴンとの和解や交流の深まりを描いてきた全2作とは変わり、ドラゴン増えすぎ問題で移動しなくてはいけない、相棒との関係の卒業という3作目らしい3作目な視点の映画でした。
ただヒックが初めて恋愛をするという時間が長いこと取られますが、台詞もなく表現だけで長い時間見せる恋する気持ちを技術がすごいと思いますが、そのくだりが結構退屈で早く終わらないかなとも思ってしまう時間でした。ヒックと新しいパートナーとの関係があっという間に恋愛関係になってしまうのとかテンポ優先で簡単に過ぎていく印象でした。
とはいえ、ドラゴンを狙うカタキ役との攻防は楽しいですし、味方のバイキング、ドラゴンともども魅力的に掘り下げられてるため、全編ニコニコしながら見られる1作だったと思います。
☆☆☆☆
鑑賞日:2020/06/10 DVD
リンク
監督 | ディーン・デュボア |
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脚本 | ディーン・デュボア |
原作 | クレシッダ・コーウェル |
出演(声) | ジェイ・バルチェル |
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アメリカ・フェレーラ | |
ケイト・ブランシェット | |
ジェラルド・バトラー | |
F・マーレイ・エイブラハム |