●こんなお話
小型セスナに乗ったらパイロットが急死してどうしよう…な話。
●感想
モーリシャスの南の楽園的な青い海に白い雲の中で咳き込んでるパイロットがいきなり怪しい存在の中、離陸したら案の定心臓麻痺を起こして死んでしまってさあどうするという。
90分という短い上映時間ですが、それでも長く感じてしまって特に1幕目の主人公と彼氏のうんぬんは正直退屈で、早くパイロット退場しないかなと見てしまいました。
本筋が始まってからは、2回くらい練習しただかの主人公が操縦桿を握って何とか水平飛行を保って、無線はどうだ燃料はどうだと調べて、だんだん雷雲が近づいてきて、燃料計がおかしい、燃料漏れをどうしよう。重たい機体をどうしよう、燃料を補給するにはどうしよう。という様々な障害をハラハラドキドキの見せ場で緊張感あって見ることができました。単純に高いところから落ちるというアクションを正攻法で描いていてよかったです。好感がある映画でした。
主人公の元カレがコンパスを即席で作るのと機首にある燃料漏れを修理に向かうくらいで、それほど役に立たないのとかがもったいなくて、主人公たちの職業や知識や経験でピンチを突破していくというのをもう少し見たかったというのが好みとしてありました。
とはいえ、求められているジャンルの面白さは十分あって楽しい映画でした。
☆☆☆
鑑賞日:2021・08・12 チネチッタ川崎
リンク
監督 | ミカエル・マルシメーン |
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脚本 | ジョシュ・キャンベル |
マシュー・ストゥーケン | |
製作総指揮 | ジャウム・コレット=セラ |
出演 | アリソン・ウィリアムズ |
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アレクサンダー・ドレイマン | |
キース・デイヴィッド |