映画【キックボクサー リジェネレーション】感想(ネタバレ)

KickboxerVengeance
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●こんなお話

 ムエタイの闇試合でチャンピオンに兄を殺された主人公がリベンジする話。

●感想

 キックボクサーのチャンピオンが金に目がくらんでタイに行ったら、あっさり闇試合のチャンピオンに負けて殺されちゃいます。そこまでが開始25分くらいの1幕目で、そこから主人公がタイの警察に帰国させられそうになるけれど、こっそり空港から逃げ出して伝説の武道家のジャン=クロード・ヴァン・ダムに出会って訓練してチャンピオンに挑むという。オリジナルの「キックボクサー」と全く同じ展開で、オリジナルで主人公だったジャン=クロード・ヴァン・ダムが師匠役になっているという時代の流れを込みで面白さを感じる内容でした。

 タイの追いかけてくる警官がなんでこんなにエロいのかな? と思っていると、追いかけながらも主人公とベッドインしたりしてびっくりです。いきなり恋愛関係になっているのが唐突でした。しかもトレーニングのモンタージュでベッドシーンが挿入されたりして、主人公は訓練中も性欲を満たしていて、人間の欲望に忠実な男でした。

 アクションシーンもヴァン・ダムが戦うときに腰を落として足を広げてるのが独特の構えでかっこよかったです。常に帽子とサングラス姿で戦っていました。捕まって留置所からも脱出できて格闘技場向かっちゃう凄さ。

 アクションシーンはいくつからありますが、見せ方がどれも一緒で最初の戦いから最後の戦いまで基本似たような見せ方なのでだんだんと飽きてしまうのが残念でした。

 とはいえ、チャンピオン役のデイヴ・バウティスタの存在感が凄い映画でした。

☆☆☆

鑑賞日:2021/08/13 Amazonプライム・ビデオ

監督ジョン・ストックウェル 
脚本ディミトリ・ロゴセティス 
出演ジャン=クロード・ヴァン・ダム 
デイヴ・バウティスタ
アラン・ムウシー 
ジーナ・カラーノ 
ジョルジュ・サンピエール 
サラ・マラクル・レイン 
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