映画【ファイナル・プラン】感想(ネタバレ)

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●こんなお話

 昔爆弾を使った銀行強盗が恋人出会って自首しようとするけれど悪徳FBIに濡れ衣着せられて大変な話。

●感想

 貸しルームに銀行強盗をしたお金を預けようとして、そこの受付と出会って1年後に同棲をすることになって、強盗の過去を隠したまま暮らせないということでFBIに自首の連絡をするけど真剣に取り合ってくれずになかなか自首できない。やっとこさ捜査官が来たと思ったら、大金の隠し場所教えたら、その捜査官が金をくすねてしまって…。という。

 自首したくてもなかなかできないという設定は面白かったです。主人公が愛する人に出会って彼女のために更生しようとするけど、それがなかなか許されないという。

 ただ不良捜査官の計画が行き当たりばったりで全く計画性がないので、主人公に簡単に逆襲されて上司に怪しまれたりして全くの小物感なので対立ものとしてはものすごく弱かったです。そのため途中でカーチェイスや銃撃戦があったりしますが、全く緊張感がなかったです。

 主人公が強盗をするきっかけもヒロインに説明しますが、お父さんがうんぬんかんぬんというのも全く理解できなくて、それでいいのかと思ってしまいます。しかも自首する条件をつけてわがままっぷりが凄いです。それに爆弾のプロという能力もそれほど反撃に活かされていなくて、クライマックスで悪徳捜査官にリベンジするところで1回爆発させてもう1個爆弾を仕掛けてるくらいだったのが残念でした。

 正直に生きようというのを教えてくれる映画でした。

☆☆☆

鑑賞日:2021/10/31 Amazonプライム・ビデオ

監督マーク・ウィリアムズ 
脚本スティーヴ・オルリッチ 
マーク・ウィリアムズ 
原案スティーヴ・オルリッチ 
マーク・ウィリアムズ 
出演リーアム・ニーソン 
ケイト・ウォルシュ 
ジェフリー・ドノヴァン 
ジェイ・コートニー 
アンソニー・ラモス 
ロバート・パトリック 
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