映画【アン・ハサウェイ 裸の天使】感想(ネタバレ)

●こんなお話

　裕福な家庭の主人公が麻薬を売ってるストリートの住民たちに興味持って近づいていく話。

●感想

　彼氏がいて裕福な家庭で生まれ育った主人公。今日も「俺の女に手を出すな」的なマッチョな考えの彼氏が喧嘩をしてそれを一緒に盛り上げる主人公。

　両親は離婚寸前でお父さんとたまにランチに行ったり、ある日、彼氏と友達と麻薬を買いに怪しいストリートに行ったら高い金で少ない量を売られたので彼氏が売人に突っかかったら逆に脅されてコケにされる彼氏。

　主人公はその体験が忘れられず、友達とまたその売人に会いに行ってパーティーに誘われる。最初は恐々しながらも慣れていく。

　そしてまた会いに行って仲間になるなら男たちとセックスしないといけないということで、友達とやろうとするけど主人公はすんでのところでやっぱり断る。友達は続けるけど集団で襲われて、これも断る。

　友達は売人たちをレイプで訴えて売人が逮捕される。けど主人公はレイプされたのではなく自分たちから行ったのではないかと友達を諭す。白人の男たちはリベンジだということで売人たちを襲撃しよとして、売人たちも仕返しをしようとする。けどお互いすれ違っておしまい。

　連続ドラマシリーズの第1話を90分にしたかのようなあまり何も起こらないまま、主人公とまわりの友達たちがいきがってメンツとかプライドにこだわる男たちが描かれていくのは個人的には興味が持てず退屈でした。

　主人公が危険な世界に興味を持って踏み入っていくというものも好奇心をちょっと持ってやめて終わりというだけで一体どういう気持ちになればいいのかわからなかったです。金持ちのお遊びみたいなだけにしか見えなかったです。

☆☆

鑑賞日:2023/08/02 Amazonプライム・ビデオ