映画【ハリー・ポッターと炎のゴブレット】感想(ネタバレ)

●こんなお話

　世界各国の魔法学校の代表が集まって競技を行う中、学園もののダンスしたり死者が出ちゃったりして相変わらず悪い人が魔法学校の中に忍び込んだりする話。

●感想

　魔法学校の新学期が始まって、いつも通りご家族とわちゃわちゃしながら移動したら、その先は魔法学校のスポーツ大会みたいなのが行われていて世界各国代表が集まっている華やかな世界観からいきなり始まって掴まれました。主人公は悪夢を見ていて、カタキ役が悪だくみしているのをいつも見ている。

　主人公の魔法学校に他校の人たちが派手に登場して、炎のゴブレットなるものに名前を入れて各校の代表者を立候補して選ばれるまでがあり、主人公は名前を入れていないのに案の定主人公が選ばれて、親友との関係が一瞬ぎくしゃくしてしまったり。

　見せ場は試練として描かれる大会の様子で、最初はドラゴンとの戦いや水中で友達を助けるとか迷路の中で走り回ったりと見せ場がいくつも設定されていて楽しいです。画面も今までと違い暗くて灰色の中で行われるのも好みでした。

　あとは、学園ものとしての面白さも相変わらずでパーティーで誰をダンスに誘うかどうかとか、いざパーティーが始まって実はあなたの事を思っているのに!　と怒ったりするのを愛でる内容だと思います。

　最後の試練の迷路の先にある炎のゴブレットを触ったらカタキ役が生まれ変わる瞬間に移動して友達が殺されたり主人公の血が復活のために必要ととられたり、ピンチになるけど亡くなった親族や仲間の力なのかなんなのかで、とにかく魔法学校へ瞬間移動。

　優しいと思っていた人が実は…ないつものオチで、主人公の血で復活させるためにヒントを主人公に与えてたのは私でーす。と正体が明らかになる。アズカバンの囚人が脱走して変装しているという。前作に続いての脱獄囚。アズカバン、結構警備がゆるゆるらしいです。

　赤ちゃんみたいなカタキ役が見ものの映画だと思いました。

☆☆☆

鑑賞日:2009/09/04　Blu-ray　2022/06/11　Hulu