映画【TSUNAMI-ツナミ-】感想(ネタバレ)

haeundae
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●こんなお話

 プサンのリゾート地で大津波が襲ってくる話。

●感想

 津波が発生するまで物語の半分である60分あり、そこまでがなかなか退屈でした。幼馴染のラブストーリーや若いカップルのラブコメがメインで描かれるのに入り込めなかったです。延々と韓国の若者たちの日常を冷たい目線で見てる時間でした。

 そして津波発生後も、やたらうるさい音楽にスローモーションの連続でどれもが同じシーンに見えてしまいました。そして、俳優さんたちもひたすら泣き叫ぶの同じトーンのをボケッと見てるだけでした。スローのなか、俳優さんたちが最期の言葉を言いながら水に流されるのとかはなかなかのシュールさを感じるシーンでした。しかも、みんな「さようなら」と残された人たちに別れの言葉や笑顔で流されていくので。サバイバル感ゼロの演出でした。

 津波によって、何故助かったのか。死んだのかというのがわからないのも痛かったです。2回大きな津波が襲ってきますが、2回目が襲ってきてフェードアウト。そして、津波後で主人公たちが普通に復興するシーンになっていて。どうやって生き残ったのかを見せて欲しかったです。

 津波である必要性はまるでなくて、ただ感動的な演出をするためだけの記号になってしまってるので残念でした。これでは、別に宇宙人襲来とかでもできる内容でした。

☆☆

鑑賞日:2015/10/03 Hulu

監督ユン・ジェギュン 
脚本ユン・ジェギュン 
出演ソル・ギョング 
ハ・ジウォン 
パク・チュンフン 
オム・ジョンファ 
イ・ミンギ 
カン・イェウォン 
キム・イングォン 
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