映画【ガンヘッド】感想(ネタバレ)

gunhed
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●こんなお話

 コンピュータと人類が戦争している世界でトレジャーハンターたちが大変な目に遭う話。

●感想

 CGではない本当にでかいロボットやミニチュアが動いている感じが、安っぽいとかではなく日本特撮の雰囲気が最高でハリウッド映画とかの大作とは一味違った映像が見られて日本映画でアニメとかでは得意そうですが、それを実写でやっているのがすごいです。

 ただお話のほうは全く頭に入ってこなかったです。冒頭にテロップでけっこ長い説明が入って読んでもなんだかわからないまま、そこにさらにナレーションで世界観の説明が入るのでさらに混乱してしまいました。そうこうしているうちにロボットのドンパチが始まって映画が始まっていました。

 主人公たちはお宝を探しているトレジャーハンターらしい。そしてロボットがいる孤島のような場所に乗り込むけど、開始30分で主人公以外ほぼやられます。斎藤洋介さんがサングラスして一瞬登場しますが、気づいたら血まみれで倒れていて何が起こったのかわからなかったです。潜水服来た人みたいなのにレーザーを撃ったりしてましたが、あれが何だったのかとかも突然すぎてわからず、とにかく敵らしものに襲われていました。ミッキー・カーチスさんもあっという間にエレベーターから落下していったり【エイリアン2】のバスケス的な女性キャラクターも水の中にザブンと落ちていなくなってしまって果たして誰と戦ってどうしてやられていくのか戸惑いながら主人公と新しいヒロインと島に暮らしていた少年たちのみになってしまいました。

 とにかくガンヘッドと呼ばれる戦闘ロボットを発見してそれを修理して敵のロボットを倒すらしいですが、画面がずっと夜で暗いし何話しているのか掴みにくいためエンタメ映画として飲み込みにくい映画で退屈な時間が多かったです。クライマックスの特撮のロボット対決とかは盛り上がりますが、そこに至るまでのドラマに入り込んでいないためせっかくの迫力のシーンも白けてしまうのが残念でした。

 せっかく日本のSFアクションものとして珍しい設定がもったいない映画でした。

鑑賞日:2020/10/22 TSUTAYA TV

監督原田眞人 
特技監督川北紘一 
脚本ジェームズ・バノン 
原田眞人 
出演高嶋政宏 
ブレンダ・バーキ 
水島かおり 
原田遊人 
円城寺あや 
川平慈英 
斉藤洋介 
ドール・ヌイン 
ジェームズ・B・トンプソン 
ミッキー・カーチス 
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