●こんなお話
グレムリンが今度は高層タワーで大暴れするという前作とほとんど同じ話。
●感想
開発してタワーを建てようとする実業家がいて、モグアイがいるチャイナタウンのお店を買収しようとするけど断る。けど主人が病気で倒れてそれきっかけに再開発が始まってモグアイは逃げるけど研究者につかまる。
主人公は実業家のタワーで恋人と一緒に働いていて、モグアイの口笛を吹いている清掃員から研究施設にいってモグアイを救出して自分のデスクの棚机にしまう。けど上司から食事に誘われて恋人にモグアイを預かってくれるように頼む。けどモグアイは水にぬれちゃって増殖。モグアイは別のモグアイに閉じ込められて、恋人は別のモグアイを持ち帰ってしまう。
モグアイたちはグレムリン化してタワーで暴れ始めて、主人公もモグアイではないことに気づいてタワーに戻ってモグアイを救出しようとする。グレムリンたちのいたずらで被害者続出で、経営者を味方にして最終的に水を浴びせてそこに電気化したグレムリンを放ってみんな感電死しておしまい。
モグワイのギズモが前作の主人公の青年と久しぶりの再会をして、主人公が持って帰るけど案の定、やっちゃいけない3ヶ条をやっちゃって、またグレムリンが大暴れしていくという。前作とやってることがほとんど変わらないですが、ジョー・ダンテ監督の趣味が全開でグロさやコメディさが増していて凄い映画でした。
それが好みな人は笑えるだろうけどそうでもない人は個性が強すぎて苦笑いになってしまう映画でした。いきなりアニメーションから始まって一体何が始まるんだと不安になるツカミでそこからグレムリンが大暴れするまでが結構早くて退屈せずに見ることができました。が、あとはひたすらグレムリンのいきすぎる悪戯が展開されていくだけで、それをひたすら楽しむ流れですが。主人公たちは一応グレムリンに対策を練って対応しますが、思いつきで退治しているようにしか見えないのでそこまで面白くなかったです。「ニューヨークニューヨーク」を歌って気づいたら電撃で終わりってのもなんだかなーというオチでした。ギズモもランボーのマネをして戦うというほとんどワンシーンだけの活躍なのも不完全燃焼でした。
とはいえ、空飛んだり電気になったりクモになったり頭がよくなったりするグレムリンがいっぱいで楽しいし、やっぱりギズモがちょー可愛いのでそれだけで幸せな気持ちになれる映画でした。
☆☆☆
鑑賞日: 2016/01/27 NETFLIX 2025/01/02 Amazonプライム・ビデオ
監督 | ジョー・ダンテ |
---|---|
脚本 | チャールズ・S・ハース |
出演 | ザック・ギャリガン |
---|---|
フィービー・ケイツ | |
ジョン・グロヴァー | |
ロバート・プロスキー | |
ロバート・ピカルド | |
クリストファー・リー | |
ハヴィランド・モリス | |
ディック・ミラー |