映画【グレムリン2/新種誕生】感想(ネタバレ)

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●こんなお話

 グレムリンが今度は高層タワーで大暴れするという前作とほとんど同じ話。

●感想

 モグワイのギズモが前作の主人公の青年と久しぶりの再会をして、主人公が持って帰るけど案の定、やっちゃいけない3ヶ条をやっちゃって、またグレムリンが大暴れしていくという。前作とやってることがほとんど変わらないですが、ジョー・ダンテ監督の趣味が全開でグロさやコメディさが増していて凄い映画でした。

 それが好みな人は笑えるだろうけどそうでもない人は個性が強すぎて苦笑いになってしまう映画でした。いきなりアニメーションから始まって一体何が始まるんだと不安になるツカミでそこからグレムリンが大暴れするまでが結構早くて退屈せずに見ることができました。が、あとはひたすらグレムリンのいきすぎる悪戯が展開されていくだけで、それをひたすら楽しむ流れですが。主人公たちは一応グレムリンに対策を練って対応しますが、思いつきで退治しているようにしか見えないのでそこまで面白くなかったです。「ニューヨークニューヨーク」を歌って気づいたら電撃で終わりってのもなんだかなーというオチでした。ギズモもランボーのマネをして戦うというほとんどワンシーンだけの活躍なのも不完全燃焼でした。

 とはいえ、空飛んだり電気になったりクモになったり頭がよくなったりするグレムリンがいっぱいで楽しいし、やっぱりギズモがちょー可愛いのでそれだけで幸せな気持ちになれる映画でした。

☆☆☆

鑑賞日: 2016/01/27 NETFLIX

監督ジョー・ダンテ 
脚本チャールズ・S・ハース 
出演ザック・ギャリガン 
フィービー・ケイツ 
ジョン・グロヴァー 
ロバート・プロスキー 
ロバート・ピカルド 
クリストファー・リー 
ハヴィランド・モリス 
ディック・ミラー 
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