映画【ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY】感想(ネタバレ)

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●こんなお話

 ゴッサムシティで暴れまわっていろんな人間から恨まれた主人公がダイヤをめぐって争う話。

●感想

 キャラクターものとして主人公のハーレイ・クインがかっこよくて、それがよければすべてよしな映画でした。警察署襲撃のもくもくとカラフルなスモークが上がる中での格闘はビジュアル的にも楽しかったです。ただ主人公の魅力だけでストーリーや周りのキャラクターがそこまで魅力的に感じられなかったです。

 時間軸を入り乱れて主人公や仲間となるキャラクターがしだいに終結していくところとかは、特に興味が持てず退屈な時間が多かったです。歌手だったけど戦闘能力を買われてカタキ役にドライバーとして雇われる人だったり、家族を皆殺しにされてクロスボウでリベンジしていく人だったり、刑事さんだったりがそれほど興味を持てる人たちじゃなかったのが痛いです。

 そして何より、カタキ役のユアン・マクレガーさんが魅力がないのが痛かったです。ちょっとだけマスクをかぶるくらいで、あとは常に怒っているだけで強くもなく悪のカリスマ性もなかったです。

 アクションシーンも普通に殴り合ってるだけの時間が多く、フレッシュな戦いとかはあまりなくアクション映画としても退屈な映画で残念。

 とはいえ、主人公がよければすべてよしな映画でした。

☆☆☆

鑑賞日:2020/06/15 DVD

監督キャシー・ヤン 
脚本クリスティーナ・ホドソン
出演マーゴット・ロビー 
メアリー・エリザベス・ウィンステッド 
ロージー・ペレス 
ジャーニー・スモレット=ベル 
ユアン・マクレガー 
クリス・メッシーナ 
エラ・ジェイ・バスコ 
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