●こんなお話
彗星の破片が落っこちてきて人類絶滅の危機が迫り、家族で乗り切ろうとする話。
●感想
ハリウッドのディザスタームービーっぽい派手な見せ場がいっぱいのパニック映画ではなく、危機的状況の中の家族の再生の話がメインでパニック状態の中に家族の再会を目指すという感動物語になっていました。政府や軍人とかの動きはなく、ひたすら一般人の目線のサバイバルファミリーものとして緊急事態を描いていくのもよかったです、
主人公とその家族だけに大統領アラートというお知らせが来て、ご近所さんたちに一緒に連れていてもらえるよう頼むのを断ったり、気まずい中軍事基地に向かって逃げる。そこでだんだんと家族がバラバラになってどうやって再会していくのか。
スペクタクルなシーンも一応ありますが、それよりもパニック状態で周りの人たちに襲われるのか襲われないのかというハラハラドキドキ。主人公たちが持っている選抜者のリストバンドを狙って次から次にトラブルが発生して。
王道のパニック映画でサバイバルしていく主人公たちを応援できましたが。この内容で120分はチト長く感じてしまいました。それに家族がバラバラになってまた再会するのとかも再会できてよかったねというよりは、バラバラになる理由が息子さんが薬をうっかり落とすのが理由だったり再会するのも普通にテントをまわりまわって発見したりと結構淡泊に描いていてあっさりな割には時間がかかっていました。
一応、1番大きな隕石が落ちてくるというのがクライマックスにありますが。そこらへんも時間配分がラストのラストに起こるくらいで盛り上がりに欠けるハラハラドキドキは特になく。
とはいえ、主人公たち家族がひたすら一緒に行くんだというアメリカの家族の絆を見られる1本でした。
☆☆☆
鑑賞日:2021/06/10 TOHOシネマズ日比谷
監督 | リック・ローマン・ウォー |
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脚本 | クリス・スパーリング |
出演 | ジェラルド・バトラー |
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モリーナ・バッカリン | |
ロジャー・デイル・フロイド | |
スコット・グレン | |
デビッド・デンマン | |
ホープ・デイヴィス | |
アンドリュー・バイロン・バチェラー | |
メリン・ダンジー | |
ホルト・マッカラニー |