映画【グリーン・ランタン】感想(ネタバレ)

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●こんなお話

 指輪からいろんな物を作りだせるヒーローが悪者をやっつける話。

●感想

 主人公が使う能力が面白くて、いろんな物をゼロから作りだせちゃうのがどこかバカっぽくてよかったです。大きいパンチをどかーん! と繰り出したり笑えました。 

 ただ主人公に魅力を感じられないため、終始退屈に感じてしまう映画でもありました。主人公は最初は命令を無視しても自分の信じる行動をして無茶をするキャラクターとして登場するけれど、そういう行動をするのは最初だけであとは全部受動的にただならぬ事態が目の前で起こってそれに反応しているだけなので、どうしてそういう行動をとるのかとかがわからないのが痛いです。主人公が何を考えているのかわからなかったです。そのため中盤の訓練シーンとかもただただ退屈でした。 

 主人公よりもカタキ役として出てくるヒロインに片思いをしていて、父親から見放されている主人公の友人のほうが魅力的でした。一生懸命やっているのに誰からも相手にされない人生が可哀そうで仕方なかったです。それでいてこの映画自体でもあまりむくわれないのが余計に感情移入してしまいました。 

 主人公のコスチュームや戦い方やカタキ役とか全員が微妙にださいのとかはある意味この映画の魅力でそういった部分を愛でる楽しみ方もできる映画だと思いました。 

☆☆☆

鑑賞日: 2012/01/31  2012/01/31 Blu-ray  2018/06/11  Amazonプライム・ビデオ

監督マーティン・キャンベル 
脚本グレッグ・バーランティ 
マイケル・グリーン 
マーク・グッゲンハイム 
マイケル・ゴールデンバーグ 
出演ライアン・レイノルズ 
ブレイク・ライヴリー 
マーク・ストロング 
ピーター・サースガード 
ティム・ロビンス 

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