映画【お早よう】感想

●こんなお話

 長屋に住む人たちの奥様達の御近所づきあいやテレビが欲しい子どもたちやらが大騒ぎの話。

●感想

 メインの流れはオナラ遊びをする子どもがいて、お隣さんがテレビを持ってるからみんなで大相撲を見るけど「テレビを見ると一億総白痴になる」とテレビ禁止になる。「余計なことを言うな」と怒られた子どもは「大人の方が余計なこと言うじゃないか」と誰とも話さないストライキをして……。

 コミカルな描写が多くて、それが次のシーンにつながって展開していくのがよかったです。会費の払う払わない、子どもたちがテレビ欲しいからの犯行で喋らなくなって、それで挨拶をしなくなってご近所の奥様達が悪い噂話をしてそれが広がって行ったり。定年退職をしたお隣さんが家電の営業を始めて、それがテレビにつながって。。などのストーリーが繋がる面白さ。
 そして奥さんの御近所付き合いって大変だなと勉強になりました。

 子供たちが給食費のジェスチャーをするシーンなんかは笑えて面白かったですし、その後、親たちは何事もなく食事を続けたりする日常。今の親とは全く違うのが憧れちゃいました。
 おばちゃんたちの会話がもはや芸術でした。そしてくだらないことに全身全霊かける子どもたちのほのぼのさ。

 意味のない会話が多い世の中だけど、意味のない会話が必要なんだよと教えてくれる映画で面白かったです。

☆☆☆☆

鑑賞日:2014/12/23 光點華山

監督小津安二郎 
脚本野田高梧 
小津安二郎 
出演笠智衆 
三宅邦子 
設楽幸嗣 
島津雅彦 
久我美子 
三好栄子 
田中春男 
杉村春子 
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