映画【ゾンビ・プレジデント】感想

Get the Hell Out
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●こんなお話

台湾の立法院で総統がゾンビ化して、みんなゾンビになっちゃうんで大変な話。

●感想

 THE台湾コメディ全開で冒頭から最後までハイテンションで続くので凄いです。工場建設反対の議員と先生の議員が対立していて、反対派の議員が失職してしまって補欠選挙にたまたま反対派議員の警備員が注目を浴びて操り人形的に選挙活動をやることになる。そしてあっという間に当選しちゃう。警備員の彼と反対派の議員さんは学生の時の知り合いでよく鼻血を出していじめられている警備員さんのことを議員さんが守っていることが回想であったり。

 そしてドタバタコメディが続いて開始30分くらいでゾンビ化した総統が噛みつき始めてパニックという。そこからも立法院の議場で血みどろのぶん殴り合いが結構続きます。基本、真っ赤の照明の中でぶん殴りあっていくうちに警備員の彼が嚙まれてもゾンビ化しないことに気付いて、しかも彼の血にゾンビが触れるとゾンビを退治できることを知って、彼の血をみんなで塗りたぐってゾンビ対策をする。このアイデアは面白く見れました。血を顔に塗って準備するというカムフラージュする兵隊さんみたいでした。

 ただ延々と続くアクションも長回しとかで工夫されていますが、真っ赤の照明の室内でわちゃわちゃしているだけでアクションシーンとしても盛り上がることがなく冗長に感じてしまい残念でした。ゾンビ映画の定番である嚙まれた人がもう元に戻れないと察して自己犠牲の精神を発揮しての別れというのとかも定番の面白さはありますが、97分という短い上映時間のためか高速で終わっていく印象でした。台湾のコメディっていまだにこういうのなのかな? というコテコテのお笑いで、人を殴ると気の抜けたSEが入ったり、オーバーアクション、オーバーリアクションをする役者さんたちというのとか、どういう気持ちで見ればいいのかわからなかったです。

 立法院のすぐ隣が学校になっているという台湾の立法院の立地が気になる映画でした。そしてどんな酷い映画でも90分我慢すればいいけれどダメな政治は4年変わらないというテロップが深かったです。

鑑賞日:2021/10/23 試写会

監督ワン・イーファン 
脚本チエン・シーケン 
ワン・イーファン 
出演ハー・ハオチェン 
メーガン・ライ 
フランチェスカ・カオ 
トゥオ・ツォンホア 
ヤン・ワンルー 
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