映画【伏 鉄砲娘の捕物帳】感想(ネタバレ)

Fuse: Memoirs Of The Hunter Girl
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●こんなお話

 人と犬の血を引く伏と呼ばれるひとたちと彼らを追う少女の話。

●感想

 カラフルな江戸でパラレルワールドとしての世界はアニメーションの魅力いっぱいで楽しかったです。そこにヘンテコな鉄砲を持った娘さんがやってきますが、この鉄砲の説明とか一切なくどんな仕組みなんだとか考えてはダメです。 
 人間の世界に紛れ込んだ人間と犬のハーフみたいな生き物を退治しようとするストーリー。

 話は結構エロスで、何も知らない少女が最終的に成長した女になるというもので。最初に伏を仕留めたときに、鼻血を出したり結構モロに描いているのが凄いです。江戸にいる兄に最初に連れて行かれるのが吉原だし。
 ただ、展開がやたらとノロノロしているわりにいろんなことが詰め込まれて駆け足な100分間でした。特に最初の兄の仲間たちの紹介なんて、結構じっくり描かれてるのにあまり個性がないし。

 鉄砲娘から見た恋の話と伏である男の悲劇、それを見守る作家の目線。
 猟師である主人公は鉄砲を撃つ瞬間に獲物の気持ちと同期する。生きるために他の生き物の命をもらって生きている。伏は人間のイキダマを食べないと生きていけない。伏は半分人間であるために、その人間を食べないといけない悲しみみたいな設定は面白かったです。

 けどやっぱり説明不足はいなめなくて、特にクライマックスの展開が急すぎるし。主人公の恋心も、そういう関係だったの? と戸惑うという。そういうのを超える関係性だと思うものだったので、テンション下がって見てました。とはいえ色彩豊かな映像は面白く見ることができました。

☆☆

鑑賞日:2013/07/15 DVD

監督宮地昌幸 
脚本大河内一楼 
原作桜庭一樹
出演(声)寿美菜子 
宮野真守 
宮本佳那子 
小西克幸 
坂本真綾 
水樹奈々 
神谷浩史 
野島裕史 
Chara 
藤原啓治 
阿部敦 
浜田賢二 
梅津秀行 
納谷六朗 

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